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サーティワン、ナカヨ、アルインコなど

2024/7/22 15:28 FISCO
<4992> 北興化 1563 +77大幅反発。いちよし証券ではレーティングを新規に「A」フェアバリューを2400円としている。半導体材料では先端分野のEUVや生成AI向けが伸びており、先端半導体材料メーカーへの変貌を高く評価するとしている。ファインケミカル事業は過去10年間で年率24%の成長となっているが、今後も年率15-20%の高成長が続くと想定。また、政策保有株の売却などに伴うROEの改善策にも期待としているようだ。 <9861> 吉野家HD 2700.5 -141.5大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も2800円から1900円に引き下げている。米国牛飼養頭数の減少トレンドの中、少なくとも25年2月期と26年2月期の原材料高騰の影響は避けられないと指摘。4年連続となる値上げを織り込んだとしても、当面の収益環境は同業他社比で厳しいとみているようだ。 <9279> ギフトHD 2608 +99大幅反発。野村證券では投資判断「バイ」、目標株価3800円でカバレッジを開始した。上半期決算後に株価は下落したが、7月以降、新規出店ペースが高まっていくことで、店舗数の会社計画未達リスクが低減していくとみている。店舗の大半が関東圏にあることを考慮すると、出店余地は未だ大きいとも分析。24年10月期営業利益は会社計画30億円に対して32.9億円を予想、25年10月期は44.2億円を見込んでいる。 <8708> アイザワ証G 2547 -159大幅続落。先週末に第1四半期の決算速報値を発表している。営業利益は3.5億円で前年同期比38.3%減となったもよう。大幅営業減益をネガティブ視する動きが優勢に。投資信託の募集手数料や信託報酬、ラップ商品の投資顧問報酬等の受入手数料が増加したとしているが、前年同期は外国株式国内店頭取引の増加などによって、トレーディング損益が急拡大する状況であった。 <6715> ナカヨ 1229 +92大幅続伸。先週末に固定資産の譲渡、並びに、業績予想の修正を発表している。野球グラウンドや駐車場として使用している土地を10月31日に売却、第3四半期に譲渡益3.2億円を特別利益に計上するもよう。経営資源の有効活用による資産効率の向上および財務体質の強化を図ることを目的としている。これに伴い、25年3月期純利益は従来予想の2.1億円から5.3億円に上方修正。 <4766> ピーエイ 366 +25大幅反発。24年12月期に復配実施や株主優待制度変更を材料視。24年12月期は4.2円の配当実施を発表、18年12月期以来の復配。また、25年12月期も配当性向50%で配当を実施する。さらに、12月末の300株以上の株主に対し、クオカード3000円分とドリンク券を贈呈していたが、クオカードは5000円分に引き上げる計画。1年以上保有株主は、クオカード5000円分からアマゾンギフト券1万円分に。 <2268> サーティワン 4710 +545急伸。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は15.2億円で前年同期比89.0%増となり、第1四半期の同31.9%増から増益幅が拡大、据え置きの通期予想19.3億円、前期比5.5%増に対しても好進捗となっている。既存店売上高が34カ月連続増となるなど売上の好調が大幅増益の要因に。店舗オペレーション力や改装によるブランド価値の向上、デジタル強化策、商品ラインナップ強化などの施策が奏効する形に。 <6240> ヤマシンF 525 -24大幅反落。先週は全般的なトランプラリーの中で人気化する格好となったが、本日は短期的な過熱感からの利食い売りが優勢となっている。米バイデン大統領が11月の大統領選挙の撤退を発表している。トランプ氏優位に変化はないとみられるが、民主党の盛り返しにはつながるとの見方から、いったんトランプラリーは沈静化のもよう。なお、バイデン撤退報道前の先週末の米国市場でも、キャタピラーなどは続落となっていた。 <5933> アルインコ 1060 -88大幅反落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は5.5億円で前年同期比27.7%減となり、通期計画32億円、前期比79.6%増に対して、想定外の低調スタートとなっている。仮設機材については主要な製品群で購買からレンタルへの流れが継続しているようだ。また、レンタル資産の減価償却の方法を変更によるプラス要因があった一方で、一段の円安進行、原材料価格の高止まりなどが収益を圧迫したもよう。 <9142> JR九州 3922 +241大幅続伸。鉄道事業の旅客運賃及び料金の上限変更認可申請を行ったと発表。普通旅客運賃については平均14.6%の改定を申請し、定期旅客運賃については通勤定期で平均30.3%、通学定期で平均16.0%の改定を申請した。実施予定日は2025年4月1日。これにより、運賃・料金収入は、2025-2027年度平均で、現行の1482億6500万円から1651億4300万円に増加する見込み。 《ST》
関連銘柄 10件
4,170
11/11 15:22
-15(%)
時価総額 40,220百万円
アイスクリーム専門店チェーン「サーティワン アイスクリーム」をFC展開。不二家と米バスキン・ロビンス社の合弁会社として1973年に設立。国内店舗数は1000店舗超。新規商業施設への出店強化を継続。 記:2024/06/25
4766 東証スタンダード
296
11/11 15:30
-1(%)
時価総額 3,324百万円
採用メディア「ジョブポストweb」の運営等行う人材ソリューション事業が主力。人材派遣・人材紹介事業、こどもケアサポート事業等も手掛ける。人材ソリューション事業ではサービス提案力、営業力の強化図る。 記:2024/08/19
4992 東証スタンダード
1,299
11/11 15:30
-21(%)
時価総額 38,952百万円
農薬メーカー。野村鉱業の製薬部から分離独立して1950年に誕生。JA全農が主要取引先。水稲用や園芸用に強み。ファインケミカル事業も手掛ける。26.11期経常利益55億円目標。成長投資に集中的に取り組む。 記:2024/05/17
5933 東証プライム
965
11/11 15:30
-3(%)
時価総額 20,303百万円
建設用仮設機材「足場」の製造・販売・レンタルが主力。業界トップクラスのシェア。フィットネス関連製品、無線通信関連機器の販売等も。新型足場「アルバトロス」の拡販図る。27.3期売上高680億円目指す。 記:2024/06/15
6240 東証プライム
632
11/11 15:30
+36(%)
時価総額 45,074百万円
建設機械向け油圧フィルタ、産業機械向け油圧フィルタ等の建機用フィルタ事業が主力。建機用油圧フィルタで世界シェアトップクラス。エアフィルタの製造・販売も。バイオマス樹脂を用いたナノファイバー開発等を推進。 記:2024/10/09
6715 東証スタンダード
1,131
11/11 15:30
+14(%)
時価総額 5,423百万円
ビジネスホンなどを手掛ける通信機器メーカー。群馬県前橋市に本社。ビル・マンション向けIPインターホン、緊急コールシステム、IoTソリューション等も。配当性向30%程度目安。28.3期純利益8億円以上目標。 記:2024/10/08
8708 東証プライム
1,724
11/11 15:30
+29(%)
時価総額 81,935百万円
独立系の中堅証券会社。1918年創業。業界トップクラスの実績を持つアジア株取引が強み。投資事業、運用事業、金融商品仲介事業等も。総還元性向50%以上目安。プラットフォームビジネスの拡大等に取り組む。 記:2024/07/01
9142 東証プライム
3,967
11/11 15:30
-4(%)
時価総額 624,017百万円
九州最大の鉄道会社。運輸サービスが主力。不動産賃貸業やホテル業、小売業、飲食業、建設業など多角化。不動産・ホテルグループは堅調。ホテルは稼働率上昇。流通・外食グループも伸長。運賃値上げも寄与へ。 記:2024/09/23
9279 東証プライム
3,620
11/11 15:30
+20(%)
時価総額 72,201百万円
横浜家系ラーメン業態「町田商店」、ガッツリ系ラーメン業態「豚山」、油そば業態「元祖油堂」等を展開。プロデュース事業も。直営店は190店舗超。海外はFC、プロデュース店中心。26.10期売上400億円目標。 記:2024/06/09
9861 東証プライム
3,240
11/11 15:30
+43(%)
時価総額 211,021百万円
外食大手。牛丼チェーン「吉野家」が中核の持株会社。はなまるうどんの「はなまる」等も傘下に持つ。アジア、アメリカでも事業展開。25.2期は100店舗以上の改装計画。成長投資の加速、顧客獲得等に取り組む。 記:2024/05/16