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ハイパー、酉島製、フルヤ金属など

2023/11/17 15:26 FISCO
<8795> T&DHD 2332 -25大幅続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に、目標株価も2750円から2740円に引き下げた。太陽生命の銀行窓販商品は商品の性格上、6年目に入ってくる契約が多く解約される可能性もあり、保有契約価値が1000億円程度低下する可能性があると指摘している。また、EVの金利感応度が低下しており、金利上昇期待での投資妙味も低下としているようだ。 <9872> 北恵 920 -75大幅続落。同社は20日締めの11月決算企業であり、本日が配当権利落ち日となっている。年1回配当であり、23年11月期末は記念配6.5円を含む30.5円配当を計画している。また、11月期末で100株以上保有の株主に対して、500円分のクオカード贈呈といった株主優待も実施している。前日終値をベースとした配当・優待利回りは3.6%の水準となる。権利落ちによる手仕舞い売りが優勢となっているようだ。 <3054> ハイパー 380 +80ストップ高。前日に自己株式の取得実施を発表。発行済み株式数の1.0%に当たる10万株、4000万円を取得上限としており、取得期間は11月20日から12月22日まで。資本効率の一層の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが取得目的。取得水準は大きくないが、株価が安値圏で低迷していたこと、流動性が低いこと、取得期間が比較的短期であることから、需給改善を期待する動きに。 <8893> 新日建物 639 +29大幅続伸。共同持株会社設立によるタスキとの経営統合を発表。不動産価値流通におけるネットワーク・ノウハウの相互活用、SaaS型不動産仕入・開発支援サービス「TASUKI TECH」サービスライン拡大などで相乗効果を見込んでいる。同持株会社の新規上場日は24年4月1日を予定。株式移転比率は1:2.24、前日終値でみると同社にプレミアムだが、本日は両社ともに再編の動きを評価する動きが先行した。 <6363> 酉島製 2057 +159大幅続伸。前日の一部マーケット・経済専門チャンネルにCEOが出演しており、買い材料につながっているようだ。省エネ効果の高い「スーパーエコポンプ」の販売を開始したことや液化水素昇圧ポンプの開発に取り組み30年の商用化を目指していることなどがコメントされているもよう。また、豊富な受注残や為替レートの円安推移などから、通期予想の上振れにも含みを持たせているようだ。 <9099> C&FロジHD 1465 +96大幅反発。前日に自己株式の取得実施を発表。発行済み株式数の13.82%に当たる340万株、45.59億円を上限とし、取得期間は11月17日から24年9月30日まで。うち、本日の立会外取引において260万株の株式を取得した。一株当たり株主価値の向上につながるほか、今後の市場内での自社株買いに伴う需給改善を期待する動きが優勢。株主還元の充実と資本効率の向上、機動的な資本政策遂行などが取得目的と。 <7826> フルヤ金属 9250 -810大幅続落。前日には、12月6日からプライム市場へ上場市場区分を変更すると発表。一方で公募増資の実施も発表。株式価値の希薄化や目先の需給悪化を警戒する動きが優勢となった。104万4000株の公募増資、並びに、オーバーアロットメントによる15万6000株の売り出しを実施する。調達資金は主に各工場における設備投資に充当する予定。なお、発行新株は最大で発行済み株式数の16.5%に当たる規模となる。 <4921> ファンケル 2295 +81.5大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も2500円から2900円に引き上げている。国内テコ入れ施策の効果で市場シェア拡大とマーケティング費の効率化が両立している点や中国代理店との契約更改などの新たな展開を評価。セクター内では、中国関連リスクが限定的且つ国内の成長が確認できていることから、同社の相対評価が向上していくとみているもよう。 <6315> TOWA 6760 +490大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「バイ」を継続し、目標株価を4400円から8000円にまで引き上げた。生成AI市場拡大に伴いHBM用モールド装置や先端パッケージ向け装置の需要が中長期的な拡大局面を迎えていること、中国の半導体生産活動活発化の恩恵を享受し得る開発、生産、サービス体制を評価しているもよう。業績予想を上方修正し、来期以降は3割前後の利益成長が続くと分析。 <2502> アサヒ 5570 -234大幅続落。国内金融機関9社が保有株式を海外市場で売却すると発表。売出株数は3347万9200株で発行済み株数の6.6%にあたる規模となる。売出価格決定期間は11月28日から12月1日まで。金融機関からの政策保有株売却意向を受けてのものとなるようだ。持ち合い株縮減の流れなどは想定された方向とみられ、株式価値の希薄化にもつながらないが、短期的な需給悪化を警戒した売りが先行する展開になっている。 《ST》
関連銘柄 10件
1,605
11/22 15:30
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時価総額 2,441,221百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
3054 東証スタンダード
290
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 2,860百万円
法人向けPC、周辺機器、ソフトウエア等の販売を行うITサービス事業が主力。即納体制が強み。アスクルの代理店業務、就労移行支援事業も手掛ける。ソリューション営業、ストックビジネスの強化などに取り組む。 記:2024/10/11
4921 東証プライム
2,793
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 364,076百万円
ファンケル化粧品、アテニア化粧品が柱の化粧品メーカー。サプリメントなど栄養補助食品関連事業等も手掛ける。機能性表示食品市場でトップクラスのシェア。キリンHDによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/21
6315 東証プライム
1,600
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 120,226百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
6363 東証プライム
2,452
11/22 15:30
+26(%)
時価総額 71,221百万円
産業用ポンプ専業メーカー。国内向け火力発電用や中東向け海水淡水化設備用に実績。海水淡水化プラントは世界トップ。海外売上高比率5割超。官公需は受注堅調。海外向けは淡水化プラントなど拡大。資材価格高騰が重し。 記:2024/06/27
7826 東証プライム
3,510
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 89,119百万円
工業用貴金属製品の製造・販売を行う。イリジウム、ルテニウムの取り扱いに特化。熱電対、貴金属化合物などの製造も。有機EL燐光材用原料などで世界トップシェア。サーマル製品では高付加価値製品の投入を拡大。 記:2024/08/22
8795 東証プライム
2,401
11/22 15:30
+20(%)
時価総額 1,414,189百万円
生保大手。太陽生命保険、大同生命保険、T&Dフィナンシャル生命保険などを傘下に収める。独自のビジネスモデルによる競争優位性が強み。総資産は17兆円超。Z世代等との接点構築などでコアビジネスの強化図る。 記:2024/10/09
8893 東証スタンダード
666
3/27 15:00
+11(%)
時価総額 13,263百万円
不動産ディベロッパー。自社マンションの開発、販売に加え、資産運用型マンションや戸建住宅等を提供。マンション販売事業では新規販売開始の物件の売却契約が順調。24.3期2Q業績は高進捗。タスキと経営統合へ。 記:2024/01/13
5,730
10/8 15:00
+10(%)
時価総額 147,209百万円
名糖運輸、ヒューテックノオリンが中核の持株会社。通過型センター事業、保管在庫型物流事業が柱。コンビニ向けチルド食品の輸送に強み。既存物流事業の強靭化図る。SGHDによるTOBは成立、同社株は上場廃止予定。 記:2024/07/28
9872 東証スタンダード
823
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 8,240百万円
住宅資材の専門商社。関西地盤。フローリング材の国内輸入シェアが高い。商品調達力、メーカー機能を有する点が強み。LIXIL、ノーリツなどが主要取引先。工事売上の拡大図る。既存得意先との関係強化に取り組む。 記:2024/10/24