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トプコン、日野自、日清粉Gなど

2023/10/30 15:24 FISCO
<6724> エプソン 2049.5 -175大幅反落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は82億円で前年同期比70.6%減となり、第1四半期の197億円から大きく水準を落としている。市場コンセンサスは250億円程度であったもよう。通期予想は従来の960億円から800億円、前期比17.6%減に下方修正、インクジェットプリンターの販売数量下振れが主因となる。為替の円安メリットも下支えとならず。 <7205> 日野自 435.2 -99.9急落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は56億円で前年同期比54.2%減となり、通期予想は従来の200億円から10億円、前期比94.3%減にまで下方修正。アセアン市場の減速に伴う販売台数計画の下方修正が要因となるもよう。台数下振れは警戒されていたようだが、為替前提を大きく円安方向に修正する中での大幅な下方修正にはネガティブなサプライズが強いようだ。 <7732> トプコン 1309 -399.5急落。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は21.1億円で前年同期比61.6%減となり、市場予想を20億円程度下振れる着地になっている。通期予想は従来の190億円から130億円、前期比33.5%減にまで下方修正。市場予想を50億円程度下振れ。ポジショニング事業の下振れが主因。成長ドライバーとして期待される事業であるが、米t住宅建設市場の減速を受けて販売が伸び悩んでいるもよう。 <9532> 大瓦斯 2716.5 +247.5急伸。先週末に第2四半期決算を発表しているが、同時に発表した自己株式の取得実施もポジティブ材料につながっているようだ。発行済み株式数の3.6%に当たる1500万株、200億円を上限としており、取得期間は30日から24年2月29日まで。今回の自社株買い発表は想定外との見方が多いもよう。なお、上半期経常利益も1239億円となり、1000億円程度の市場予想を上回る水準となっている。 <2002> 日清粉G 2112 +251急伸。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は136.5億円で前年同期比93.4%増となり、100億円程度の市場予想を大幅に上振れ。通期予想は従来の390億円から460億円、前期比40.1%増にまで上方修正。通期のコンセンサスは410億円程度であった。値上げ効果によって国内の収益が大きく改善しており、海外も増益に転じている。熊本製粉の買収効果も想定以上のペースで拡大しているようだ。 <6645> オムロン 5318 -1000ストップ安。先週末に第2四半期の決算を発表、営業利益は63.5億円で前年同期比78.6%減となり、通期予想は従来の1020億円から450億円、前期比55.3%減に下方修正している。下振れ懸念は強かったものの、通期の市場予想は850億円程度であったとみられ、想定以上の下方修正幅となっている。IBA事業の下振れが主因となっており、需要の回復時期の見通しは今下期から来期中盤に後ろ倒しされている。 <6501> 日立 9395 +511大幅続伸。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期調整後営業利益は1949億円で前年同期比4.0%減となり、1800億円程度の市場予想を上振れた。また、通期予想は従来の6750億円から7200億円に上方修正した。日立エナジーの上振れに加えて、タレス社の連結化遅れによる統合コストの先送りなどが要因のもよう。受注が堅調に推移して、受注残高も順調な積み上がりを見せているようだ。 <4063> 信越化 4491 +189大幅続伸。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は1911億円で前年同期比33.3%減となったが、市場予想はやや上回る着地になっている。半導体市場が厳しい状況にある中、相対的に底堅い決算に評価が高まる展開のようだ。シンテックの業績回復、ウエハー需要が目先底打ちとの見方、EUV用ブランクスの量産開始など、ポジティブな材料もいくつか散見されているようだ。 <6301> コマツ 3416 -274大幅反落。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1500億円で前年同期比27.0%増となり、通期予想は従来の4910億円から5480億円に上方修正した。7-9月期実績はコンセンサスをやや上回ったが、上方修正後の通期予想は5700億円程度のコンセンサスに未達。為替前提など保守的な要素があるとみられるものの、上方修正で目先の出尽くし感と受けとめる動きが優勢に。 <6861> キーエンス 57310 +4260大幅続伸。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1264億円で前年同期比8.9%減、前四半期比13.6%増となり、ほぼ市場コンセンサス上で着地した。中国市場が引き続き伸び悩む中、欧米市場が堅調に推移したようだ。部材価格の落ち着きによって、営業利益率は51.8%の水準にまで上昇。決算サプライズは大きくいないものの、株価の下落基調が続いていたことで、安心感の高まりにつながったようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
2002 東証プライム
1,820
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 553,932百万円
日清製粉、日清製粉ウェルナなどを傘下に持つ持株会社。1900年創業。国内小麦粉販売シェアトップ(重量ベース)。家庭用製品でも国内トップシェア商品多数。豪州製粉事業、インドイースト事業の業績回復施策を推進。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
6,023
10/4 15:00
-23(%)
時価総額 12,191,293百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6301 東証プライム
4,060
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 3,950,973百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6501 東証プライム
3,761
10/4 15:00
-20(%)
時価総額 17,438,136百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6645 東証プライム
6,515
10/4 15:00
-30(%)
時価総額 1,343,686百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6724 東証プライム
2,760
10/4 15:00
+61.5(%)
時価総額 1,102,993百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
6861 東証プライム
69,090
10/4 15:00
+160(%)
時価総額 16,803,241百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7205 東証プライム
474.5
10/4 15:00
+2(%)
時価総額 272,639百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7732 東証プライム
1,625.5
10/4 15:00
+5(%)
時価総額 175,986百万円
光学精密機器メーカー。衛星測位や三次元計測などを駆使したITソリューションを手掛ける。眼科医療機器等も。24.3期3Qは増収確保。ポジショニング事業は足踏みだが、好調な販売が続くアイケア事業が売上下支え。 記:2024/04/13
9532 東証プライム
3,289
10/4 15:00
+38(%)
時価総額 1,370,461百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13