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ボルテージ、東応化、JSRなど

2023/6/26 15:42 FISCO
<6524> 湖北工業 6030 +230大幅反発。政府では2024年度にも、民間と共同で日本の国内外を結ぶ海底ケーブルの増設に乗り出すと先週末に報じられた。日欧間など海外との新ルート開通や海外からのケーブルと日本の通信網をつなげる国内拠点の新設などを念頭に置いており、こうした民間事業を資金面から支援するようだ。同社は海底ケーブル用の光通信部品やデバイスなどを展開しており、政府支援によるメリットが期待される銘柄の一つと捉えられた。 <2585> ライフドリンクC 3445 -260大幅続落。本日、スタンダード市場からプライム市場に上場区分が変更されている。一方、本日は売出株の受渡期日となっており、短期的な需給悪化が強まる形になっているようだ。オーバーアロットメントによる売出を含めて、売出株は387万200株、売出価格は3433円であり、利食い売りの動きが急がれる状況のようだ。株式売出の発表後、先週末終値まで株価は4.2%の上昇となっていた。 <3639> ボルテージ 354 +42急伸。Nintendo Switch 向けタイトルの累計販売本数が10万本を突破したと先週末に発表。同社では、Switch 向けに「ボル恋」人気タイトルの移植タイトル及びオリジナルタイトル「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女」を展開中。今後も年内発売予定の「even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女」ファンディスクをはじめとした新作などを投入していくもよう。 <9962> ミスミG 2907 -142大幅続落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も3760円から3400円に引き下げた。先週末に発表された5月売上は前年同月比4%減となり、2月以降続いていた増収が途切れる形に。海外の減収幅が大きく、中国で需要回復が見られていないほか、現地企業との競争も激化している可能性と指摘。今下期以降の業績回復見通しを従来比で緩やかなものに修正しているもよう。 <2264> 森永乳 4803 -142大幅反落。SMBC日興証券では投資判断「2」、目標株価5200円で新規カバレッジを開始している。目標株価は現値水準より高いものの、国内苦戦で、業績は足元で踊り場を迎えるとみているもよう。基盤である国内では、原料高・インフレ下で営業利益は半減し、収益性改善に時間を要すると見込んでいるもよう。24年3月期営業利益は205億円を予想し、223億円御市場コンセンサスを下回るとみている。 <4716> 日本オラクル 10800 -900大幅続落。先週末に23年5月期の決算を発表、営業利益は744億円で前期比1.6%増、3-5月期は218億円で前年同期比0.6%増となっている。ほぼ市場予想線上とみられる。一方、24年5月期計画は、売上高が前期比2-6%の増収、EPSが0-3%の増加としており、ネガティブに捉えられているもよう。値上げ効果の拡大などが期待されたことで、市場予想は純利益ベースで8%程度の増益見込みであった。 <3391> ツルハHD 10895 +290大幅反発。先週末に23年5月期決算を発表、営業利益は456億円で前期比12.3%増となり、従来計画の427億円を上振れ、450億円程度の市場予想もやや上回り、想定以上に粗利益率が改善する形になった。また、24年5月期は472億円で同3.6%増の見通しで、市場予想を10億円程度上回る。既存店前提などは明らかにされていないが、想定以上の好業績推移をポジティブに受け止める動きが優勢になった。 <5384> FUJIMI 10010 +480大幅続伸。産業革新機構のJSR買収報道を受けて、本日は半導体材料を手掛ける銘柄の上昇が目立っている。同社や東京応化のほか、大阪有機、トリケミカル、扶桑化学、住友ベーク、関東電化などの中小型株が上昇率の上位にランクイン。とりわけ、同社は半導体に使われる超精密研磨材において、世界で約90%と圧倒的なシェアを誇っており、半導体業界において重要な位置づけとなっている。 <4186> 東応化 8761 +728大幅反発。産業革新機構による買収報道が伝わっているJSRがストップ高買い気配となっており、連想買いの動きが同社には強まっているようだ。産業革新機構の買収は、半導体産業の囲い込みの動きとも捉えられており、フォトレジストではJSRに次ぐ世界シェアを握る同社にも買いが波及する展開に。同社の世界シェアは約21%と推定されており、EUV用フォトレジストなどに強みとされている。 <4185> JSR 3934 +700ストップ高比例配分。政府系ファンドの産業革新投資機構が同社を約1兆円で買収すると先週末に伝わった。同社は半導体の重要素材となるフォトレジストで世界シェアは約3割。政府では半導体を戦略物資と定め、素材から製品まで半導体サプライチェーンを強化する動きの一環と捉えられる。早ければ年内にTOBを実施する方針のようだ。現在の時価総額は7000億円弱のレベルであり、相応のプレミアムが期待される形に。 《ST》
関連銘柄 10件
2264 東証プライム
3,624
10/4 15:00
+81(%)
時価総額 346,784百万円
1917年創業の乳製品メーカー。ヨーグルト等の栄養・機能性食品事業、アイスクリーム等の主力食品事業が柱。チルドカップタイプコーヒー等で国内トップシェア。主力食品事業ではプロダクトミックスの改善等に注力。 記:2024/09/01
1,709
10/4 15:00
-57(%)
時価総額 89,312百万円
ミネラルウォーターや茶系飲料、炭酸飲料等の製造・販売を行う。イオン、西友などのPB飲料の製造を手掛ける。自社ブランド製品も。少品種大量生産が強み。配当性向20%目安。御殿場新工場は24年4月に操業開始。 記:2024/09/01
3391 東証プライム
9,265
10/4 15:00
+203(%)
時価総額 458,173百万円
ツルハ、くすりの福太郎、レデイ薬局などを傘下に収める持株会社。北海道札幌市に本社。グループ店舗数は2600店舗超。ウエルシアHDと経営統合に向けて協議。不採算店舗の積極閉店などで利益率の改善を図る。 記:2024/08/23
3639 東証スタンダード
236
10/4 15:00
±0(%)
時価総額 1,537百万円
女性向け恋愛ドラマアプリが主力。「100シーンの恋+」などを展開。男性向けアプリ、電子コミック販売ストア、電子コミックレーベルの運営等も。「ボル恋comic」は売上順調。販路拡大や原作力の強化等を図る。 記:2024/07/05
4185 東証プライム
4,335
6/24 15:00
±0(%)
時価総額 903,414百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
4186 東証プライム
3,520
10/4 15:00
-27(%)
時価総額 449,856百万円
化学薬品メーカー。微細加工技術や高純度技術をコアに、エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品を製造、販売する。半導体用フォトレジストで世界シェアトップ。23年12月期は急速な市況の冷え込みが影響した。 記:2024/04/14
4716 東証スタンダード
14,550
10/4 15:00
+95(%)
時価総額 1,866,227百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。データベース管理システムなどに強み。ライセンスサポートは高い契約更新率を維持。OCIは引き合い強く、東京データセンター等の利用量は順調増。 記:2024/05/17
2,397
10/4 15:00
-13(%)
時価総額 191,997百万円
精密研磨材メーカー。半導体シリコンウェハー向け研磨材で世界トップシェア。コーティング材料「溶射材」の製造等も。連結配当性向55%以上目標。トヨタ「新型センチュリー」のボディ鏡面磨きに同社製品が採用される。 記:2024/06/03
6524 東証スタンダード
3,030
10/4 15:00
±0(%)
時価総額 81,810百万円
電子部品・デバイスメーカー。1959年創業。滋賀県長浜市に本社。アルミ電解コンデンサ用リード端子、海底ケーブル用光アイソレータで世界トップシェア。高純度石英ガラス製品の事業化、不採算受注の取引改善図る。 記:2024/09/03
9962 東証プライム
2,577
10/4 15:00
+27(%)
時価総額 733,208百万円
FA・金型部品等を扱う商社「ミスミ」を中核とする持株会社。メーカー機能も持つ。顧客数は世界で32万社超。ECサイトの取り扱いメーカーは3000社超。新商品、新サービス開発など新事業政策の加速を図る。 記:2024/06/04