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ヤーマン、ネオジャパン、オービスなど

2022/12/14 15:42 FISCO
<6630> ヤーマン 1527 +157急伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は53.7億円で前年同期比36.7%増となり、11月16日に上方修正した水準で着地した。通期予想の100億円、前期比45.3%増は今回も据え置いた。中国市場におけるEC販売が非常に好調に推移、海外部門の収益拡大が好業績を牽引する形に。一旦出尽くし感が先行する場面もあったが、今後は中国の「ゼロコロナ」政策緩和も追い風とみられ、通期上振れを意識する展開に。 <3921> ネオジャパン 1080 +93大幅反発。前日に第3四半期決算を発表。累計営業利益は9.6億円で前年同期比3.0%減となった。通期予想の10.9億円、前期比12.3%減は据え置き。業績数値にサプライズは乏しいものの、5−7月期は急失速する形となっていたため、安心感につながっているようだ。また、創立30周年記念配当の実施を発表。年間配当金は従来比1円増配の20円、前期比6円の増配となる。 <7827> オービス 1092 -96大幅反落。前日に22年10月期決算を発表。営業益は7.7億円で前期比3.4倍、9月30日に上方修正した水準の7.3億円を上振れた。一方、23年10月期は4.6億円で同40.7%減を見込む。前日には期待感が先行したこともあり、ネガティブな反応が強まった。なお、配当方針の変更を発表、23年10月期は前期比5円増の45円配を計画しているほか、中計では27年10月期営業益10億円以上を目指す方針。 <3402> 東レ 773.9 +50.3大幅続伸。米航空大手ユナイテッド航空では、ボーイング製の中型機「787」を最大200機発注したと発表している。米国の航空会社による中大型機の発注機数としては過去最大となるもよう。「787」は炭素繊維を採用しており、同社にとっても、「787」向け炭素繊維の拡大が期待される形のようだ。コロナ禍からの旅行需要回復に伴い、今後も航空機需要の増加傾向は続いていくとの見方に。 <8079> 正栄食 3835 -305大幅続落で下落率トップ。前日に22年10月期の決算を発表、営業利益は37.5億円で前期比10.3%減となり、従来計画の35億円をやや上回る着地に。ただ、第3四半期までの前年同期比3.1%減からは減益率が拡大する状況となっている。また、23年10月期は30億円で前期比19.9%減と連続2ケタ減益の見通しに。原料調達コスト・エネルギーコスト上昇分の販売価格への転嫁には時間がかかるとみているようだ。 <6460> セガサミーHD 1963 +84大幅続伸。前日には東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」、目標株価2400円で新規にカバレッジを開始し、引き続き買い材料視された。同証券では、パチスロ6.5号機への強い需要、「ソニックフロンティア」の販売好調を予想し、23年3月期営業益は会社計画400億円を上回る439億円と予想。また、「ソニックフロンティア」の販売本数開示、スマスロの新規タイトル発表などが短期的な材料になると注目する。 <4443> Sansan 1671 +66大幅反発。前日に発表された米11月消費者物価指数(CPI)は前年同月比+7.1%となり、市場予想の+7.3%を下回った。また、食品・エネルギーを除いたコア指数も同+6.0%と市場予想の+6.1%を下振れた。インフレ懸念後退で米長期金利が低下する中、中小型グロース株の買い材料になった。また、同社に関しては、請求書管理サービスなども手掛け、インボイス関連の一角としても材料視されたようだ。 <5938> LIXIL 2068 -27反落。大和証券は投資判断を「2」から「3」に、目標株価も3200円から2100円に引き下げた。コスト増加が想定以上に厳しいとして、22−24年度の業績予想を下方修正した。急激な円安、資材・部品価格の追加上昇、物流混乱の影響などが膨らんでいるもよう。23年3月期事業利益は400億円を予想し、会社側の下方修正値420億円を下回ると見込み、24年3月期は920億円から600億円に下方修正した。 <8088> 岩谷産 5920 +330大幅続伸。経産省は前日、水素とアンモニアの普及に向けた支援策の概要をまとめた。供給企業を原則15年間と長期間補助し、化石燃料の販売価格との差を賄う方針。インフラ拠点も整備し、2030年頃までに供給体制の構築を目指すようだ。水素関連の中心銘柄と位置付けられる同社への期待材料につながったようだ。直近、31年3月期に水素事業の売上高を足元の10倍以上の2000億円規模にする方針とも伝わっていた。 <3673> ブロドリーフ 449 +14大幅反発。SBI証券では投資判断「買い」で新規カバレッジを開始、目標株価を1100円としている。ユーザーのクラウドシフトに伴い、業績は22年12月期以降、右肩上がりでの拡大が見込めると評価している。28年12月期には営業利益70億円超の水準を予想しているようだ。足元で株価の調整も強まっていたため、見直しの動きにつながる状況へ。 《ST》
関連銘柄 10件
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3673 東証プライム
699
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 68,430百万円
モビリティ産業向けソフトウェアの開発・販売等を行う。クラウド版業務支援ソフトウェア「.cシリーズ」、電子帳簿保存法対応ソフトウェア等を手掛ける。ストック売上比率は8割超。クラウドサービスは対象業種が拡大。 記:2024/08/23
3921 東証プライム
1,925
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 28,709百万円
グループウェア中心のソフトウェア開発等を行うソフトウェア事業、システム開発サービス事業等を展開。グループウェア「desknet'sNEO」が主要製品。ストック売上比率は7割超。クラウドユーザーは順調増。 記:2024/08/23
4443 東証プライム
2,016
11/22 15:30
+47(%)
時価総額 254,238百万円
営業DXサービス「Sansan」、インボイス管理サービス「Bill One」等を手掛ける。Sansanは契約件数が9400件超。Bill Oneの有料契約件数は2600件超。Bill Oneは高成長続く。 記:2024/06/07
5938 東証プライム
1,769.5
11/22 15:30
+11.5(%)
時価総額 508,448百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
2,629.5
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 634,312百万円
セガ、サミーが2004年に経営統合して誕生した持株会社。ゲームコンテンツ等のエンタテインメントコンテンツ事業が主力。遊技機事業等も。総還元性向50%以上が基本方針。コンシューマ分野等への投資進める。 記:2024/06/29
6630 東証プライム
779
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 45,454百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。中計では28.4期売上700億円目標。オリジナル機能性化粧品の拡充を図る。 記:2024/10/25
7827 東証スタンダード
1,302
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 2,284百万円
梱包用材、パレット用材等の製造・販売を行う木材事業が主力。プレハブハウスの製造・販売等を行うハウス・エコ事業、太陽光発電売電事業等も。広島県福山市に本社。木材事業では新規販路の開拓、提案型営業を強化。 記:2024/10/07
8079 東証プライム
4,465
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 76,352百万円
原料乳製品や製菓原料、乾燥果実・ナッツ類などを取り扱う食品専門商社。OEM供給や自社ブランド品等も。1904年創業。取り扱い品目は1万種類以上。中国事業の黒字安定化、米国事業の強化などに取り組む。 記:2024/10/26
8088 東証プライム
1,876
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 439,447百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11