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相場観察男:2月8日木、仮想通貨のトレード戦略【FISCOソーシャルレポーター】【フィスコ・仮想通貨コラム】

2018/2/8 15:37 FISCO
相場観察男:2月8日木、仮想通貨のトレード戦略【FISCOソーシャルレポーター】【フィスコ・仮想通貨コラム】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの相場観察男氏(ブログ「相場観察チラシの裏」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年2月8日10時に執筆 現在のビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、モナコイン(MONA)、リップル(XRP)をテクニカルで分析していきたいと思います。 ■仮想通貨のトレード材料 ・シンガポール、仮想通貨取引禁止せず:ポジティブ シンガポール副首相(同国中央銀行及び金融規制機関として機能するシンガポール金融管理局(MAS)の長)のターマン・シャンムガラトナム氏が、国会議員が提出した質問への回答の中で、「仮想通貨に干渉しないという将来的な政策に変更はない」と回答。 ・ECBによる仮想通貨の規制強化:ポジティブ 欧州中央銀行(ECB)が、仮想通貨の規制は「対応すべき課題の優先順位の上位にない」として、仮想通貨への態度を軟化。 ・テザー(Tether)疑惑:【継続】ネガティブ アメリカ最大の取引所であるビットフィネックス(Bitfinex)と、仮想通貨テザー(USDT)を発行する会社・テザー社に対し、米国商品先物取引委員会(CFTC)が召喚状を送付(両者の株主は共通)。 仮想通貨テザーはドルとの1:1の交換比率を維持(つまり、テザーの総発行数と同じ米ドルを保有)するとしていますが、テザーを発行する度、ビットコイン(BTC)を購入しているのではないか?との疑惑が持ち上がっています。 ・金融当局、政府関係者による規制観測:【継続】ネガティブ 米証券取引委員会(SEC)のクレイトン委員長、及び米商品先物取引委員会(CFTC)のジャンカルロ委員長が、6日に米上院銀行委員会の仮想通貨に関する公聴会で「ICOの監視強化を」と証言。 また、アラブ首長国連邦(UAE)の証券・商品委員会(SCA)は4日、新たに発表した文書の中で、ICOのリスクについて投資家らに警告を発しました。 中国、インド、韓国、欧米の規制当局などの発言には要注意。 ・コインチェック問題:【継続】ネガティブ コインチェックから580億円分のネム(NEM)流出問題が継続中。一部韓国の情報機関によると、コインチェックへのハッキングに、北朝鮮のハッカーが関与した可能性も指摘されています。 また、コインチェック以外の複数社にも金融庁立ち入り検査が入る見通し。 ■ビットコイン(BTC)のトレード戦略 ビットコイン(BTC)の現在価格は、850,000円近辺。 価格水準としては昨日の水準とほぼ変わらず。 今回の下落相場の起点と終点を、 12月7日日足 高値 2,400,000円 / BTC 2月6日日足 安値 650,000円 / BTC とすると、両起点の差は、1,750,000円 / BTCとなります。 引き続き、上値目処は今回の下落幅の23.6%戻しの水準である1,076,000円 / BTC水準が意識される展開が続きます。 当面は、ローソク足が短期移動平均線(7日移動平均線)を上回ってこれるかに注目したいところです。 仮に、日足で上回ってきた場合には、打診買いも。 ■イーサリアム(ETH)のトレード戦略 イーサリアム(ETH)の現在価格は、84,000円 / ETH水準。 今回の下落相場の起点と終点を、 1月10日日足 高値 186,009円 / ETH 2月2日日足 安値 54,765円 / ETH とすると、両起点の差は、131,244円 / ETHとなります。 下落幅の23.6%戻しの水準である85,750円 / ETHにちょうど差し掛かってきており、本日以降明確に上抜けられるかに注目。 仮に、日足で上回ってきた場合には、ビットコイン(BTC)同様に打診買いもあり。 ■リップル(XRP)のトレード戦略 リップル(XRP)の現在価格は、80円 / XRP水準。 日足で見ると、下げ止まった感が強く感じられ、ここからの反発局面に期待したいところです。 取引材料としても、 ・中国の決済サービス大手「連連」がリップルネットに加盟 ・ドバイの最大手取引所、『BitOasis』に上場決定 ・UAE(アラブ首長国連邦)のRAKBANKがリップル社と提携 など、連日続々と好材料が発表されています。 昨日も記載しましたが、短期・中期・長期の移動平均線がゴールデンクロス後、全て上向きになってくるまではじっと我慢の時。 目先は、下落幅の23.6%戻しの水準である133円 / XRPとなりそうですので、ローソク足が短期移動平均線(7日移動平均線)を上回ってきた段階での打診買いも視野に入れていきたいところです。 ■モナコイン(MONA)のトレード戦略 モナコイン(MONA)の現在価格は、4388円 / XRP水準。 連日指摘している最後の抵抗帯(280〜300円円 / MONA台)一歩手前で踏みとどまっている印象のMONA。 短期移動平均線(7日移動平均線)を上回った上で、下落幅の23.6%戻しの水準である798円 / MONAを目指す展開に期待したいところです。 毎日執筆中のブログでは、株式相場全体の見通し、市場で注目されるテーマ株や急騰株、為替取引、投資信託やインデックス投資、仮想通貨や米国株などを独自の視点で分析、資産構築の為の情報をチャート画像付きで発信しています。 「相場観察男 ブログ」で検索してもらえれば、当ブログ「相場観察チラシの裏」が出てくると思いますので、一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。 ---- 執筆者名:相場観察男 ブログ名:相場観察チラシの裏 《SI》