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需給状況が良好な中小型株への選別物色へ【クロージング】

2019/12/18 16:10 FISCO
*16:10JST 需給状況が良好な中小型株への選別物色へ【クロージング】  日経平均は反落。131.69円安の23934.43円(出来高概算12億7000万株)で取引を終えた。米国市場の上昇の流れから底堅いスタートとなったが、寄り付き直後の24046.09円を高値にその後は24000円を割り込んでの推移が続いた。昨年の高値水準であることから利食いの出やすい水準である他、北朝鮮問題やファーウェイ問題、VIXコールオプションの大量購入といった報道が伝わる中、やや利食い優勢の流れとなっていた。  東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは証券、電力ガス、情報通信、食料品、小売が小じっかり。半面、海運の下落率が2%を超えた他、医薬品、機械、不動産、その他製品、鉄鋼、空運が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、第一三共<4568>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>が冴えない。一方で、ソフトバンクG<9984>、塩野義<4507>、オリンパス<7733>が下支え。  日経平均は24000円を割り込んでいるが、ほぼ高値圏での推移が続いており、海外勢のフローが限られる中では、想定内の一服といったところであろう。とは言え、米中関係に対する警戒感は後退しているものの、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射する可能性があるとの報道や米政府がファーウェイへの新たな販売制限を検討しているといった報道が聞かれる中では、短期筋の利益確定の売りも出やすいところであろう。また、シカゴ・オプション取引所のボラティリティー指数(VIX)のコールオプションで大きな取引が17日にあり、低価格で大量に購入し2017年と18年初頭の相場急変動で巨額の利益を上げたことで知られることから、心理的に売買を手控えさせたとの見方もあった。  米国では高値を更新している中で上値の重さを指摘する声も聞かれているが、クリスマス休暇入りで参加者が限られているほか、節税対策に伴う売りが出やすい季節要因もある。トランプ大統領による発言についても、年内の混乱を避ける格好から手控えられ、大統領選を意識したホジティブトークなどは年明け以降になるだろう。そのため、引き続き、こう着感の強い相場展開が続くとみられ、利益確定が出やすい中では、相対的に出遅れている銘柄や需給状況が良好な中小型株への選別物色となろう。 《CN》
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製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
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時価総額 3,916,974百万円
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7733 東証プライム
2,382.5
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時価総額 2,805,870百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
23,740
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時価総額 11,196,567百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
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9984 東証プライム
9,048
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時価総額 13,300,515百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17