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【注目銘柄ダイジェスト】:資生堂は大幅反落、NECは大幅続伸

2020/5/13 17:23 FISCO
*17:23JST 【注目銘柄ダイジェスト】:資生堂は大幅反落、NECは大幅続伸 <7203> トヨタ自 6384 -143 続落。前日の取引時間中に20年3月期決算を発表、その後は売り優勢の展開が続いた。営業益は2兆4429億円で前期比1.0%減、コロナウイルスによる影響は1600億円としている。一方、21年3月期は5000億円で同79.5%の大幅減益見通し。減益幅は想定以上との見方が優勢なほか、自社株買いが見送られたこともマイナス視されているようだ。ただ、業績前提など厳しめで計画数値は保守的過ぎるとの見方もある。 <4911> 資生堂 6342 -279 大幅反落。前日に第1四半決算を発表、営業利益は65億円で前年同期比83.3%の大幅減益となった。市場コンセンサスは200億円超の水準であった。また、通期見通しは従来の1170億円、前期比2.8%増益から未定に変更している。足元の状況は、中国が回復に転じているものの、日本や欧米では厳しい売上動向となっているもよう。業績コンセンサスが一段と低下する流れになっているようだ。 <6701> NEC 4675 +285 大幅続伸。前日に20年3月期決算を発表、営業益は1276億円で前期比2.2倍、8日に上方修正を発表済みだが、期末配当金は従来の30円から40円に増額した。また、第4四半期には一過性費用となる追加施策165億円を計上していることも明らかに。業績実態は想定以上に好調として評価が高まった。21年3月期は1500億円で同17.5%増益の計画で、増配見通しも発表。コロナ影響は400-500億円と見込む。 <4902> コニカミノルタ 381 -24 大幅続落。前日に業績予想の下方修正を発表、営業利益は従来の200億円から80億円、前期比87.2%減に引き下げ。コロナウイルスの影響が110億円程度、のれん減損なども下振れ要因に。年間配当金も30円から25円に引き下げた。また、モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、欧米比率の高さによる業績悪化度合いの大きさを反映と。 <7731> ニコン 942 -35 大幅続落。前日に業績予想の下方修正をを発表、営業利益は従来予想の200億円から60円に減額、FPD露光装置の遅れで売上高が下振れのほか、減損損失111億円計上が響いた。市場コンセンサスは170億円程度であったため、減損計上を除けば、ほぼ市場の想定通りの水準ではあるが、半導体関連銘柄内での相対的な業績の伸び悩みなどから、悪材料出尽くしの流れにはならず。 <6569> 日総工産 685 +100 ストップ高。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は30.6億円で前期比6.7%増益、第3四半期決算時に下方修正した水準27億円を上回る着地になっている。21年3月期見通しは非開示としているが、新型コロナウイルス感染拡大による悪影響が意識され、株価は大きく調整していただけに、1-3月期の堅調決算が見直し材料につながっている。前期業績は自動車向けがけん引となっている。 <9449> GMO 2644 +244 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は83億円で前年同期比65.7%の大幅増益、市場コンセンサスは65億円程度であったとみられる。新型コロナウイルスの影響下、想定以上に好調な滑り出しとして評価が高まる展開に。インターネットインフラ事業におけるアクセス事業や決済事業の好調推移、FXなどの取扱高拡大によるインターネット金融事業の伸長などが好業績の主因に。 <6383> ダイフク 7950 +490 大幅続伸。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は405億円で前期比25.9%減益、従来予想の390億円を上回って着地した。一方、21年3月期は410億円で同1.2%増益の見通しとしており、現在の環境下での増益ガイダンス開示を好材料視する動きが優勢になっている。1-3月期の受注高は、EC物流関連などがけん引役となって、前年同期比14%増の1451億円、受注残高は過去最高の水準ともなっている。 <7717> Vテク 3950 -450 急反落。前日に20年3月期決算を発表、営業利益は57億円で前期比65.7%減益となった。第3四半期決算時に下方修正した水準となっている。一方、21年3月期は60億円で同5.1%増益の見通し。新型コロナウイルスの影響による納期延伸の可能性を踏まえた予想としているが、前年度延伸の上乗せ期待もあっただけに、回復力は緩慢との見方が先行へ。1-3月期受注高も低迷が続いている。 <5105> TOYO 1410 +108 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は69.4億円で前年同期比31.8%減益、コンセンサス水準並みでの着地に。一方、通期見通しは従来予想を取り下げた。下振れは避けられないとみられるものの、収益性高いSUV向けの大径タイヤが増加傾向、足元も堅調な推移が続いているもようで、収益の下支え役として期待される形にはなっているもよう。45円の年間配当金維持方針などもポジティブに捉えられた。
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カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
4911 東証プライム
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時価総額 1,150,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
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タイヤメーカー大手。乗用車用タイヤなど自動車タイヤの製造・販売を行う。兵庫県伊丹市に本社。筆頭株主に三菱商事。自動車用防振ゴム等も手掛ける。SUV向けタイヤではサイズラインアップの拡充等に取り組む。 記:2024/07/08
6383 東証プライム
3,170
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時価総額 1,204,061百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
6569 東証プライム
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9/27 15:00
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時価総額 26,607百万円
製造系人材サービス大手。自動車、電子部品・デバイスメーカー向けを中心に、介護・福祉分野も展開。製造スタッフの在籍数は1万6111名と順調増。人材ニーズ増で自動車関連は売上堅調。23.3期3Qは2桁増収。 記:2023/02/27
6701 東証プライム
12,715
11/28 15:30
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時価総額 3,469,288百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7203 東証プライム
2,607
11/28 15:30
+36(%)
時価総額 41,177,531百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7717 東証プライム
2,262
11/28 15:30
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時価総額 22,751百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
7731 東証プライム
1,789
11/28 15:30
+1.5(%)
時価総額 628,792百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
2,611
11/28 15:30
+32.5(%)
時価総額 285,061百万円
クラウド・ホスティング、決済関連サービス等のインターネットインフラ事業が主力。インターネット金融事業、インターネット広告・メディア事業等も。総還元性向50%目標。電子印鑑の契約社数は増加傾向続く。 記:2024/09/01