マーケット
11/29 15:15
38,208.03
-141.03
44,910.65
+188.59
暗号資産
FISCO BTC Index
11/30 11:37:33
14,491,410
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

24日の中国本土市場概況:上海総合1.7%安で反落、消費関連に売り

2022/2/24 17:19 FISCO
*17:19JST 24日の中国本土市場概況:上海総合1.7%安で反落、消費関連に売り 24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比59.19ポイント(1.70%)安の3429.96ポイント(上海A株指数は1.70%安の3594.62ポイント)と反落した。 東欧地域の地政学リスクが意識される流れ。ロシア軍が24日、ウクライナに対し軍事行動を開始したことを受け、欧米は猛烈に非難している。一段の制裁措置が打ち出されると予測され、世界経済の混乱も危ぐされた。原油や非鉄、穀物などの商品が急騰したことも景気の下押し圧力になると懸念されている。中国本土の一部地域で新型コロナウイルス感染が散発する中、社会活動の制限が続いていることもマイナス材料だ。指数は下げ幅を徐々に広げている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、消費関連の下げが目立つ。自動車の長城汽車(601633/SH)が4.9%安、酒造の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が3.4%安、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が3.3%安、化粧品の上海家化聯合(600315/SH)が2.9%安、家電の海爾智家(600690/SH)が2.4%安で引けた。 不動産株も安い。格力地産(600185/SH)が3.8%、華麗家族(600503/SH)が3.4%、上海世茂(600823/SH)が3.2%ずつ下落した。金融株、医薬品株、ハイテク株、素材株、インフラ関連株、運輸株なども売られている。 半面、石油・石炭株はしっかり。中海油田服務(601808/SH)が8.8%高、中国石油天然気(601857/SH)が4.2%高、エン鉱能源(600188/SH)が1.8%高と値を上げた。軍事関連株も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.04ポイント(1.05%)安の285.93ポイント、深センB株指数が15.99ポイント(1.38%)安の1140.44ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》