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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小安く引けた、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ

2020/6/15 10:00 FISCO
*10:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は小安く引けた、前日までの軟調地合いを継ぐ流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 92795.27 -2.00% 12日のブラジル株式市場は3営業日続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1890.70ポイント安(-2.00%)の92795.27で取引を終了した。94703.3から90,811.00まで下落した。 小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。国内における新型コロナウイルスの感染状況が悪化していることが引き続きリスク回避の売りを加速させた。これに伴う景気の一段後退懸念がやや高まっている。また、欧米では新型コロナの感染拡大「第2波」への懸念が高まっていることも警戒材料となった。 【ロシア】 休場 【インド】SENSEX指数 33780.89 +0.72% 12日のインドSENSEX指数は小反発。前日比242.52ポイント高(+0.72%)の33780.89、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.90ポイント高(+0.72%)の9972.90で取引を終えた。 売りが先行した後は徐々に値を戻した。政府が輸出業者の税軽減など景気対策を打ち出していることが好感された。また、インド経済が7月以降は徐々に回復するとの観測も支援材料となった。一方、前日の米株式市場の急落を受け、インド市場にも売りが先行。また、欧米における新型コロナウイルスの「第2波」への懸念が高まっていることも警戒された。 【中国本土】上海総合指数 2919.74 -0.04% 12日の上海総合指数は小安く引けた。主要指標の上海総合指数は、前日比1.16ポイント安(-0.04%)の2919.74ポイントと3日続落している。 前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。足元の経済指標が相次ぎ下振れるなか、景気持ち直しの期待がやや後退している。また、欧州や米国で新型コロナウイルス感染拡大「第2波」の懸念が強まっていることも投資家心理の重しとなった。 《CS》