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*17:59JST 9日の中国本土市場概況:上海総合0.6％高で3日続伸、経済活動の正常化に期待感（訂正） 下記のとおり修正します。 （誤）9日の中国本土市場概況:上海総合％高で3日続伸、経済活動の正常化に期待感 （正）9日の中国本土市場概況:上海総合0.6％高で3日続伸、経済活動の正常化に期待感 9日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.34ポイント（0.62％）高の2956.11ポイントと3日続伸した（上海A株指数は0.63％高の3098.58ポイント）。3月11日以来、約3カ月ぶりの高値水準を切り上げている。 世界的な経済活動の正常化を受けて、早期の景気回復が期待される流れ。新型コロナウイルス感染拡大が深刻だった米ニューヨーク市では8日、予定通り経済活動が再開された。中国で新型肺炎の流行中心地だった湖北省武漢市では、武漢天河空港～北京の旅客便が9日に再開される。また、中国経済の回復は順調に進行中——との見方も広がる状況。業界団体が発表した油圧ショベルの月次統計では、5月の販売増加率が4月を上回った。また、同月の乗用車小売台数は、小幅ながら11カ月ぶりにプラス成長を回復している。 業種別では、医薬品の上げが目立つ。人福医薬集団（600079/SH）がストップ高、健康元薬業集団(600380/SH)が7.8％高で引けた。消費関連株も高い。スーパーマーケットチェーンの上海百聯集団（600827/SH）が値幅制限いっぱいまで上昇している。傘下の商業施設が上海で、夜間経済（ナイトエコノミー）イベントを開催中と報じられた。各地方政府は消費刺激の一環として、夜間経済の発展促進に注力している。自動車や建機の製造業もしっかり。広州汽車集団（601238/SH）が1.6％高、三一重工(600031/SH)が1.5％高で取引を終えた。そのほか証券株、自動車株、ハイテク株、レジャー関連株なども買われている。 外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が0.21ポイント（0.10％）高の209.28ポイント、深センB株指数が0.62ポイント（0.07％）高の865.49ポイントで終了した。 亜州リサーチ（株） 《FA》