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*14:06JST 米国株見通し：戻りの鈍い値動きか、ウクライナの交渉は困難の見方 （14時00分現在） S&P500先物　　　　　　4,373.10（-0.7） ナスダック100先物　　14,221.50（-16.3） グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル高。NY原油先物（WTI)は強含み、本日の米株式市場は高安まちまちとなりそうだ。 2月28日の主要3指数はまちまち。ナスダックは上昇に転じた一方、ダウは序盤から売り先行で一時500ドル安に下げ幅を拡大。ただ、終盤はやや持ち直し166ドル安の33892ドルで取引を終えた。この日注目されたロシアとウクライナによる停戦に向けた初の交渉は後日改めて開かれることになり、過度な懸念は一服した。他方、欧米の制裁によりロシア市場が混乱。主要市場への波及を警戒したリスク資産への売りが続き、指数を下押しした。 本日は戻りの鈍い値動きか。今晩発表のISM製造業景況指数は伸び率が前回をやや上回ると予想され、回復持続が意識されやすい。半面、雇用指数が強い内容なら連邦準備制度理事会（FRB）による金融正常化を後押しする要因となり、株買いを抑制しそうだ。当局者による引き締めに積極的な発言も長期金利を押し上げ、株売り要因に。なお、ロシアとウクライナは再協議が予定されるものの、交渉は難航が予想されるため指数の上昇は小幅にとどまろう。 《TY》