マーケット
11/29 15:15
38,208.03
-141.03
44,910.65
+188.59
暗号資産
FISCO BTC Index
11/30 15:27:37
14,551,935
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて日経平均は2020年11月以来の26000円割れ【クロージング】

2022/2/24 16:17 FISCO
*16:17JST ロシアによるウクライナ侵攻を受けて日経平均は2020年11月以来の26000円割れ【クロージング】 24日の日経平均は大幅に5営業日続落。478.79円安の25970.82円(出来高概算15億9000万株)と2020年11月以来の26000円を割り込んで取引を終えた。ロシアがウクライナ東部の親ロシア派支配地域に派兵を決めたことを受け、ウクライナは非常事態宣言を発令するなど、ウクライナ情勢が緊迫化するなか、売り先行で始まった日経平均は、前場半ばには26100円台まで下落した。さらに昼休み時間中にロシア軍によるウクライナ侵攻が伝わると、リスク回避の動きが強まり、一時25775.64円まで下げ幅を広げた。引けにかけては売り方の買い戻しから下落幅を縮めたものの、26000円は回復できなかった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1300に迫り、全体の6割近くを占めた。セクター別では、鉱業、石油石炭、電気ガスなど5業種が上昇。一方、空運、ゴム製品、ガラス土石、その他金融、卸売など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、バンナムHD<7832>、リクルートHD<6098>、テルモ<4543>、ネクソン<3659>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 外交的解決の糸口になるとみられていた米ロによる外相会談や首脳会談が相次いで撤回されているだけに、ウクライナ情勢が早期に収束に向かうと見る向きは少なく、ヘッジファンドなど短期筋による仕掛け的な動きには注意が必要だろう。ただ、日経平均はきょうまでの5日間で1400円超下落しており、突っ込み警戒感も台頭しやすい。また、連日の下落により地政学リスクもある程度織り込んできているため、目先の悪材料が出尽くす可能性もあると考える投資家もいるだけに、目先はこうした強弱感が対立するなか、不安定な値動きが予想される。 ただし、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて日経平均は25775.64円まで下落したが、ウクライナ侵攻をきっかけに、ショート筋の多くは、いったんはショートカバーを入れた可能性がありそうだ。長期化への警戒やインフレリスクへの警戒も高まりやすいなか、リバウンドを狙った動きとしても、バリュー株などにとどまりそうである。 《FA》
関連銘柄 10件
3659 東証プライム
2,058.5
11/29 15:30
-35.5(%)
時価総額 1,782,400百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4543 東証プライム
3,051
11/29 15:30
-29(%)
時価総額 4,548,117百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
10,385
11/29 15:30
+145(%)
時価総額 17,133,609百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,095
11/29 15:30
-60(%)
時価総額 5,303,898百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
8,240
11/29 15:30
+30(%)
時価総額 6,313,002百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
3,887
11/29 15:30
-48(%)
時価総額 3,869,194百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
3,160
11/29 15:30
-58(%)
時価総額 2,085,600百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
23,310
11/29 15:30
-430(%)
時価総額 10,993,765百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,110
11/29 15:30
+10(%)
時価総額 16,264,275百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,936
11/29 15:30
-112(%)
時価総額 13,135,875百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17