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*16:06JST 日経VI：上昇、新型コロナ再拡大への警戒感で40ptに迫る 日経平均ボラティリティー・インデックス（投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数）は15日、前日比＋6.17pt（上昇率+18.46％）の39.59ptと上昇した。なお、高値は39.93pt、安値は33.72pt。先週末12日の米国株式市場で、ダウ平均は477ドル上昇して取引を終えたが、新型コロナウイルス感染再拡大などへの警戒感は完全には払しょくできず、これを受けた東京株式市場は売り先行。日経平均は下落し、日経VIは上昇した。午後は新型コロナウイルス感染の再拡大懸念から、「安全通貨」とされる円が買われ、一時1ドル=106円90銭台と朝方から60銭ほど円高・ドル安が進んだことに加え、米ダウ平均先物が先週末12日のダウ平均に比べ約1000ドルの下げとなったことなどから日経平均の下げが加速。日経VIは上昇し、先週末の高値水準（36.87pt）を上回り、40ptに迫った。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ（ボラティリティ）を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ（20～30程度）に回帰するという特徴も持っています。 《YN》