マーケット
11/28 15:15
38,349.06
+214.09
44,722.06
-138.25
暗号資産
FISCO BTC Index
11/29 3:39:44
14,446,135
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、原油安・株安なら安全通貨のドルに買い

2020/4/22 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、原油安・株安なら安全通貨のドルに買い 22日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。新型コロナウイルスの影響で原油の需給バランスが崩れ、不安定な相場が続く見通し。原油安を受けた株安で円買いも想定されるが、全般的にドル買いに振れやすい展開となりそうだ。 原油先物相場で混乱が続いている。NY原油先物(WTI)5月物が20日の取引でマイナスに落ち込む未曾有の事態となり、21日には限月交代で新たに取引の中心となった同6月物も軟調に。足元は1バレル=10ドル前後で取引され、不安定な原油相場による株式市場の軟調地合いで安全通貨のドルや円への買いが観測される。本日アジア市場では日経平均株価の弱含みでリスク回避的な円買いが先行し、主要通貨を押し下げた。このうち、ドル・円は107円後半から107円半ばに弱含む場面もあったが、底堅さが目立 つ。 この後の海外市場も引き続き原油や株式の相場が注視される。トランプ米大統領は21日、中小企業の雇用対策などを盛り込んだ追加対策について議会と最終合意に達した。近く可決の公算。また、原油価格の記録的な値下がりにより経営が悪化するエネルギー関連企業への公的支援を検討する考えを示す。そうした支援策への思惑から、先行きへの懸念は前日と比べるとやや後退したようだ。ただ、目先の原油在庫統計などを受け原油相場が一段安となれば株安につながり、ドル・円は円買いよりもドル買いに押される展開とみる。 【今日の欧米市場の予定】 ・21:30 カナダ・3月消費者物価指数(前年比予想:+1.1%、2月:+2.2%) ・22:00 米・2月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.3%、1月:+0.3%) ・23:00 ユーロ圏・4月消費者信頼感指数(予想:-20.0、3月:-11.6) 《FA》