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個人主体で新型コロナに関連した材料株のほか直近IPO銘柄へ【クロージング】

2020/4/9 16:10 FISCO
*16:10JST 個人主体で新型コロナに関連した材料株のほか直近IPO銘柄へ【クロージング】 9日の日経平均は小反落。7.47円安の19345.77円(出来高概算13億6000万株)で取引を終えた。米株高の流れもあって小幅に続伸して始まったが、寄り付き直後に付けた19406.96円をピークに戻り売り圧力に押される流れとなり、後場には19158.55円と200円近く下げる局面もみられた。ただし、大引けにかけては日銀のETF買い入れなどへの思惑等もあり、じりじりと下げ幅を縮め、小幅な下落とは言え、後場の高値で取引を終えた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数が拮抗。セクターでは、鉱業、海運、非鉄金属、ガラス土石、ゴム製品、金属製品、機械、輸送用機器がしっかり。半面、陸運、証券、食料品、精密機器、パルプ紙、化学、倉庫運輸が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、富士フイルム<4901>、KDDI<9433>、花王<4452>が軟調。一方で、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>が下支え。 前場半ばに弱い値動きをみせていたファーストリテは、後場は日中高値近辺での推移が続いており、引けにかけてのインデックス買いが指数をけん引した格好であろう。日経平均は後場に200円近く下げていた局面もあっただけに、ショートカバーも誘った流れといったところか。 もっとも、売買代金は2.2兆円と、2月21日以来の低水準であり、薄商いの中をインデックス連動の売買に振らされた格好であろう。明日は週末要因のほか、週明けは多くの海外市場が祝日で休場となるため、一段と商いが細りやすい。物色は個人主体の材料株に向かいやすく、新型コロナに関連した材料株のほか、需給整理一巡で見直しの流れが強まってきている直近IPO銘柄への関心が集まりやすいだろう。 《CN》
関連銘柄 6件
4452 東証プライム
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時価総額 3,020,896百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。中国化粧品の流通在庫適正化図る。27.12期海外売上8000億円以上目標。 記:2024/11/11
3,267
12/20 15:30
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時価総額 4,063,746百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6954 東証プライム
4,017
12/20 15:30
-31(%)
時価総額 3,998,598百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
23,300
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時価総額 10,989,049百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,970
12/20 15:30
+9(%)
時価総額 10,893,475百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。5G基地局数は業界最多。au PAYカード会員数は980万人超。スマートフォン稼働数は増加傾向。 記:2024/11/09
9983 東証プライム
52,770
12/20 15:30
+50(%)
時価総額 16,792,522百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25