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米国株見通し:通商摩擦の拡大・激化を懸念

2019/10/3 18:47 FISCO
*18:47JST 米国株見通し:通商摩擦の拡大・激化を懸念 S&P500先物  2892.25(+11.75) (18:15現在) ナスダック100先物  7582.50(+36.25) (18:15現在)  18時15分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物は80ドル高ほどで推移している。欧州株式市場は高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比0.20ドルほどの下落で推移。こうした流れを受け、3日の米株式市場は買い優勢気味に始まりそうだ。  ただ、世界貿易機関(WTO)が前日、エアバスへの補助金をめぐる通商紛争で米国がEUからの輸入品に対して報復関税(年最大75億ドル相当)を課すことを承認。米国は対EU報復関税の発動(18日予定)を発表しており、通商摩擦の拡大・激化が懸念される。また、英国のジョンソン首相のEU離脱新提案に対して、EUは批判的と伝えられている。NY原油先物は、需要後退思惑による軟調な展開が見込まれる。  本日発表となる米国の経済指標は、先週分新規失業保険申請件数、9月サービス業PMI改定値、9月ISM非製造業景況指数、8月製造業受注、8月耐久財受注改定値。なかでも注目度が高いISM非製造業景況指数や製造業受注は前回から悪化が予想されており、株式市場にはややネガティブな材料となる可能性がある。企業決算では、ペプシコ、コンステレーション・ブランズ、コストコなどが予定されている。 《KK》