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今日の為替市場ポイント:日銀金融政策を巡る思惑でドル売り抑制も
2019/9/19 8:51
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*08:51JST 今日の為替市場ポイント:日銀金融政策を巡る思惑でドル売り抑制も 18日のドル・円相場は、東京市場では108円09銭から108円27銭まで上昇。欧米市場でドルは108円11銭まで売られた後に108円48銭まで上昇し、108円45銭で取引を終えた。 本日19日のドル・円は108円台で推移か。10月以降の米金利見通しは不透明であるものの、日本銀行による金融緩和策強化の思惑は消えていないことから、目先的にリスク回避のドル売りは抑制される見込み。 18日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、0.25ポイントの追加利下げが決定されたが、2名のメンバーが金利据え置きを主張したことや、パウエル米連邦準備制度理事(FRB)議長は会見で今後の利下げに関して明言しなかったことから、米長期債利回りは下げ渋った。 市場関係者の間では「パウエルFRB議長が今後の金利見通しを明示しなかったことは想定外ではない」との見方が多いようだ。10月か12月に追加利下げが実施されるとの見方は多いものの、米金利見通しは、経済指標や国際情勢の変化次第で大きく変わる可能性があることから、国際貿易環境、雇用、インフレ、個人消費の4つの要因を重視したいとの声が聞かれている。ドル・円については、日米長期金利の動向と米中協議の行方が当面の相場動向に大きな影響を与えるとの見方が多いようだ。 《CS》
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