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18日の米国市場ダイジェスト:NYダウ36ドル高、FRB会見後に上昇に転じる

2019/9/19 7:47 FISCO
*07:47JST 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウ36ドル高、FRB会見後に上昇に転じる ■NY株式:NYダウ36ドル高、FRB会見後に上昇に転じる 米国株式相場はまちまち。ダウ平均は36.28ドル高の27147.08、ナスダックは8.62ポイント安の8177.39で取引を終了した。朝方は、FOMC(連邦公開市場員会)発表を午後に控えて小動きとなった。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引き下げられたものの、連銀高官の間で利下げへの意見が分かれたことが明らかとなり、次回利下げへの懐疑的な見方から発表後に下落。その後は引けにかけて下げ幅を縮小した。セクター別では、銀行やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で運輸や電気通信サービスが下落した。 運輸・宅配のフェデックス(FDX)は、決算内容が予想を下振れたほか、業績見通しを下方修正し大幅下落。ストリーミング端末のロク(ROKU)は、SNSのフェイスブック(FB)やメディア・通信のコムキャスト(CMCSA)が競合となる新サービスを相次ぎ発表し急落。グラフィックソフトのアドビ・システムズ(ADBE)は、軟調な業績見通しが嫌気され軟調推移。一方で、FOMC発表を受けて米長期金利の下落が一服し、ウェルズ・ファーゴ(WFC)やJPモルガン(JPM)などの金融各社が買われた。 トランプ大統領は、対イラン制裁の大幅強化を財務省に指示したことから、同国との関係悪化が株式相場への重しとなりそうだ。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:年内米追加利下げ観測後退、ドル反発 18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円11銭から108円48銭まで上昇し、108円45銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)は18日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、市場の予想通り25ベーシスポイントの利下げを決定。成長持続のため、必要なら追加利下げを実施する方針を再表明した。ただ、FRBメンバーの金利予測は事前予想と比べて小幅にとどまっていたことから、年内追加利下げ観測は後退。予想を上回った米国の住宅着工件数の結果も支援し、ドルのショートカバーが強まった。 ユーロ・ドルは、1.1068ドルから1.1014ドルまで下落して1.1029ドルで引けた。ユーロ・円は、119円76銭から119円41銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2447ドルから1.2512ドルまで上昇した。 ドル・スイスは、0.9942フランから0.9984フランまで上昇した。 ■NY原油:続落で58.11ドル、原油在庫の増加を嫌気した売りが入る NY原油先物10月限は続落(NYMEX原油10月限終値:58.11 ↓1.23)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比-1.23ドルの58.11ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは57.67ドル−59.43ドル。中東情勢の緊張状態は続いているものの、サウジアラビアの石油生産量は今後数週間でおおむね元の水準まで回復するとの見方が引き続き材料視されたようだ。また、米エネルギー情報局(EIA)が18日公表した週間在庫統計で原油とガソリンの在庫が減少予想に反して増加していたことも嫌気された。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 30.00ドル +0.06ドル(+0.20%) モルガン・スタンレー(MS) 44.36ドル +0.15ドル(+0.34%) ゴールドマン・サックス(GS)217.08ドル +1.17ドル(+0.54%) インテル(INTC) 51.74ドル -0.21ドル(-0.40%) アップル(AAPL) 222.77ドル +2.07ドル(+0.94%) アルファベット(GOOG) 1232.41ドル +3.26ドル(+0.27%) フェイスブック(FB) 188.14ドル +0.06ドル(+0.03%) キャタピラー(CAT) 131.07ドル -1.10ドル(-0.83%) アルコア(AA) 21.67ドル -0.36ドル(-1.63%) ウォルマート(WMT) 117.16ドル +0.65ドル(+0.56%) スプリント(S) 6.73ドル -0.05ドル(-0.74%) 《SF》