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NYの視点:米10月JOLT求人件数:過去2番目の高水準も離職ペースは鈍化
2021/12/9 7:51
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*07:51JST NYの視点:米10月JOLT求人件数:過去2番目の高水準も離職ペースは鈍化 米労働省が発表した米国の10月JOLT求人件数は1103.3万件と、9月から減少予想に反して増加し過去2番目の高水準となった。総失業率の740万人を大きく上回った。労働市場の需要が満たされるまで、まだ時間を要する可能性がある。8月、9月と、求人件数が減少したため労働市場の回復鈍化が懸念されたが、9月分も1043.8万件から1060.2万件へ上方修正され懸念が和らいだ。 10月解雇率(Layoffs/discharges rate)も0.9%と、9月1.0%、前年1.2%から低下した。11月労働参加率も61.8%と10月61.6%から上昇したことも朗報。一方で、11月長期失業者数(15週以上)は依然高水準。労働市場の自信を表すとされる離職率は2.8%と過去最高を記録した9月の3.0%から低下した。低下は5月来で初めて。米雇用統計と同様に、労働市場への力強い回復の勢いは失速する様相も見られる。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和(QE)縮小の軌道を修正する可能性は少ないと考える。 ■雇用たるみダッシュボード ◎金融危機前に比べ状態が改善 パンデミック: 金融危機前水準と比較 10月求人率(Job openings rate):6.9%(9月6.7% ) 4.4%, 3% 10月退職率(Quits rate):2.8%(9月3.0%) 2.3%: 2.1% 10月解雇率(Layoffs/discharges rate):0.9%(9月1.0%,前年1.2%) 1.2% 11月雇用者数(Nonfirm payrolls):+21万人(10月+54.6万人) +25.1万人,+16.18万人 10月採用率(Hiring rate):4.4%(9月4.4%、昨年4.2%) 3.8% 11月失業率(Unemploynent rate):4.2%(10月4.6%) 3.5%, 5% 11月広義の失業率(U-6):7.8%(10月8.3%) 7.0%, 8.8% ◎金融危機前に比べ状態悪化 11月労働参加率:61.8%(10月61.6%) 63.4%, 66.1% 11月長期失業者数(15週以上):45k(10月45k) 19k 《FA》
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