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アスクル、JR東、雪国まいたけなど

2020/9/17 16:49 FISCO
<2678> アスクル 4035 +370急騰。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は29.9億円で前年同期比2倍となった。また、通期予想は従来の72.0億円から92.0億円に上方修正、一転しての増益見通しに。eコマース市場拡大に伴うBtoB事業の売上上振れ、特需的な要因も含めた感染対策商品の売上拡大などが上方修正の背景。テレワークによる悪影響への懸念は一段と後退する形になっている。 <8165> 千趣会 474 +80ストップ高。JR東<9020>との資本業務提携を発表、JR東が同社の第三者割当増資を約20億円引き受け、出資比率が12.46%の筆頭株主に。両社の商品開発やマーケティングなどのノウハウを生かし、ネット通販事業の拡大などを狙う。駅ビルや駅ナカにカタログ通販「ベルメゾン」の店舗を出店しネットとリアルを融合させ、両社のポイントプログラムも連携させるもよう。シナジー効果期待や信用補完などが期待材料に。 <1375> 雪国まいたけ 2090 -本日東証1部に上場。公開価格2200円に対して、初値はそれを4.5%下回る2100円となり、その後も上値は限定的な動きとなった。同社は2015年に米ベインキャピタルによるTOBで上場廃止となっており、再上場の形となる。IPO市場は総じて堅調な状況となっていたが、公開規模が447億円と2019年以降のIPOで最も大きく、投資ファンドの売出案件でもあるため、個人投資家の関心は高まりにくいようだ。 <9020> JR東 6578 -322大幅続落。前日に21年3月期の業績計画を発表している。営業損益は5000億円の赤字としており、前期3808億円の黒字から大幅赤字に転落する見通し。第1四半期は1783億円の赤字であった。厳しい環境は認識されているものの、市場予想は1700億円程度の赤字であったため、想定以上の業績悪化と捉えられる。また、年間配当金は100円で、前期比65円の減配予想としている。 <6905> コーセル 1053 +65急伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は8.9億円で前年同期比3.3倍と急拡大へ。業績計画は据え置いているが、通期計画19億円、前期比13.9%増に対する進捗率は47%に達している。前第4四半期からの新型コロナ拡大を見越した先行発注による受注残の消化で、日本生産販売事業が伸長した。また、北米、欧州、アジア、中国も揃って、収益は改善する状況になっている。 <7420> 佐鳥電機 890 +42一時ストップ高。前日にA・TコミュニケーションズがQRコードセキュリティ「AQRソリューション」の提供を開始と発表している。同ソリューションは、同社と共同開発したもので、今後事業の中核にしていくとしている。AQRとは、QRコードにロゴQ技術である視認性、偽造防止機能と、データ保護セキュリティ機能を組み合わせた次世代のソリューションとされている。 <8616> 東海東京 282 +11大幅反発。6月の戻り高値水準を更新している。前日に中間期末の配当計画を発表している。普通配当6円に加えて、20周年記念配当2円を実施、計8円配当とする予定。前年同期末配当金4円の2倍の水準になる。年度末の配当計画は引き続き未定としているが、仮に中間期末と同様の配当水準と仮定すれば、前日終値をベースとした場合の配当利回りは5.9%の高水準となる。 <2379> ディップ 2157 -98大幅続落。野村證券では投資判断「ニュートラル」継続で、目標株価を3550円から2640円に引き下げた。パート・アルバイト領域では求人広告需要低迷が長期化すると考え、業績予想を減額した。21年2月期営業利益は従来予想の160億円から84億円に引き下げているもよう。主力の飲食・小売領域の需要冷え込みが継続すると見込む。人材サービス関連の中でも業績への悪影響が長期化するリスクから割安感はないと分析。 <4696> ワタベ 342 +80ストップ高。同社の筆頭株主で25.9%の株式を保有する千趣会<8165>が、JR東日本<9020>との資本業務提携を発表して現在ストップ高買い気配になっており、連想買いの動きが強まっているもようだ。同社と千趣会は2015年に資本提携を行っている。JR東日本と千趣会の提携が同社にどのような影響を与えるのかは不明だが、信用売り残なども膨らんでいるため、ひとまず買い戻しの動きも先行する形とみられる。 <6146> ディスコ 25300 +410続伸。前日に7-9月期のミッド・クォーター・アップデートを発表している。消耗品の出荷は比較的高水準な状況が持続しているほか、装置の検収基準での売上は8月まではほぼ想定通りとなっているもよう。ファーウェイ規制強化への影響も足元では特段生じていないようだ。4月以降鈍化していた新規の装置の引き合いに回復の兆候ともしている。大きなサプライズはないものの、安心感にはつながる格好のようだ。 《US》
関連銘柄 10件
1375 東証プライム
1,052
11/26 15:30
+4(%)
時価総額 41,986百万円
きのこ総合メーカー。主力の「まいたけ」で国内トップシェア。ぶなしめじ、エリンギ、マッシュルームなども手掛ける。代替肉の開発に成功。まいたけ事業では新設計製品を拡充。エリンギは多様な販売施策を推進。 記:2024/07/29
2379 東証プライム
2,546
11/26 15:30
-7(%)
時価総額 153,116百万円
アルバイト求人情報サイト「バイトル」の運営等を行う人材サービス事業が柱。中堅・中小企業のDX化を支援するDX事業も。27.2期営業利益200〜250億円目標。生成AI活用の対話型バイト探しサービスを開始。 記:2024/06/04
2678 東証プライム
1,849
11/26 15:30
+16(%)
時価総額 180,313百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
178
6/25 15:00
±0(%)
時価総額 10,664百万円
ウェディング大手。子会社に目黒雅叙園やメルパルクなど。沖縄やハワイ・グアムなどリゾート挙式に強み。コロナ禍でフォトウェディングを強化。1Qは低迷も、接客ツールのWEB化や海外拠点見直しなどで巻き返し模索。 記:2021/05/17
6146 東証プライム
41,390
11/26 15:30
-1,340(%)
時価総額 4,483,241百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6905 東証プライム
1,185
11/26 15:30
-11(%)
時価総額 48,805百万円
電源、ノイズフィルタメーカー。富山県富山市に本社。ユニット電源、オンボード電源、ノイズフィルタ等の製造・販売を行う。標準電源で国内シェアトップクラス。訪問営業による拡販、重点顧客への提案活動等に注力。 記:2024/10/05
7420 東証プライム
1,866
11/26 15:30
-26(%)
時価総額 33,489百万円
電子部品・電子機器の専門商社。半導体・電子部品の販売、産業・社会インフラ向けシステムソリューションの開発及び販売などを行う。取り扱いメーカーは50社超。中計では27.5期売上高1800億円以上目標。 記:2024/10/26
8165 東証スタンダード
307
11/26 15:30
-1(%)
時価総額 15,981百万円
大手通信販売会社。総合通販サイト「ベルメゾンネット」、通販カタログ「ベルメゾンカタログ」等による販売が主力。子育て支援事業等も。通信販売事業の事業構造改革に取り組む。リサイクル、リユースの拡大図る。 記:2024/07/04
478
11/26 15:30
-2(%)
時価総額 124,558百万円
東海東京証券を中核とする持株会社。有価証券の売買、引受、売り出し、募集、売買委託の媒介等を展開。中部地方に強固な営業基盤を有す。配当性向50%以上目安。27.3期ROE12%、預かり金融資産12兆円目標。 記:2024/06/04
9020 東証プライム
2,830.5
11/26 15:30
-12(%)
時価総額 3,210,953百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04