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半導体株がけん引する展開が期待される

2021/2/2 8:15 FISCO
*08:15JST 半導体株がけん引する展開が期待される  2日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。1日の米国市場ではNYダウが229ドル高だった。前週に相場の混乱を招いた個人投資家による投機的売買や投資家による空売りの手仕舞いも一巡したほか、金融システムに与える影響は限定的との見方が広がり安心感からリスクオフムードも和らぎ終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の28295円。円相場は1ドル104円90銭台と円安に振れて推移している。  米国市場の流れを受けて買い先行の展開になりそうである。特にナスダックの上昇率は2%を超えているほか、セクターでは半導体株がけん引していることもあり、指数インパクトの大きいコア銘柄にインデックスに絡んだ資金が向かいやすいだろう。昨日の日経平均は大幅反発で25日線をクリアしたほか、節目の28000円を回復していた。自律反発の流れではあったが、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から5日線を捉えてくるほか、先週末の下落部分を完全に埋めてくることになるため、センチメントを明るくさせてくることが期待される。  一方で米国では金融システムに与える影響は限定的との見方が広がったが、個人投資家による投機的な資金は空売り銘柄の踏み上げを狙った流れから、今度は銀に向かっているとみられているようである。CTA経由売買にも影響を与えてくる可能性も意識されやすく、非鉄セクターへの動向にも市場の関心が集まりやすいだろう。その他、指数寄与度の大きい銘柄などについては、東エレク<8035>など戻りの鈍さが意識される銘柄も目立っている。決算発表が本格化するなかで決算を手掛かりとした日替わり的な物色ではあるが、調整部分を早い段階で吸収する動きもみせられないと、物色の方向性も掴みづらくさせてくるだろう。  商いも膨らみづらいところであり、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性もある。資金回転が早くなりやすいため、物色対象についても見極めが必要になるだろう。なお、昨日の決算では任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、ローム<6963>辺りに関心が集まりそうである。 《AK》
関連銘柄 4件
6920 東証プライム
24,000
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-250(%)
時価総額 2,262,864百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6963 東証プライム
1,721.5
10/11 15:00
-33.5(%)
時価総額 709,258百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
7974 東証プライム
7,878
10/11 15:00
-35(%)
時価総額 10,231,080百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07