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東エレクが日経平均のけん引役となるか

2020/6/19 8:40 FISCO
*08:40JST 東エレクが日経平均のけん引役となるか  19日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開となろう。18日の米国市場ではNYダウが39ドル安となったが、ナスダックは上昇となり、まちまちの展開。週次新規失業保険申請件数が予想を上回り、労働市場の回復が遅れるとの懸念が強まったほか、各州でウイルス感染者数が連日増加したため警戒感から、大きく下落して寄り付いた。6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や5月景気先行指数が予想を上回り、一時上昇に転じる局面もあったが買いは続かず、NYダウは小幅な下落だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円高の22350円。円相場は1ドル106円90銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。また、東エレク<8035>は業績予想を発表しており、今期増益見込みが評価される可能性があるため、日経平均をけん引する展開が意識されそうである。ただし、昨日の東証1部の出来高は11億1000万株、売買代金は辛うじて2兆円を上回る程度であった。日銀のETF買い入れが行われていたが、これを除くと2兆円を下回る状況である。  参加者が限られている中では、短期筋の仕掛け的な売買に振らされやすく、その反動も出やすいとみられる。そのため、買い先行で始まろうが、全体としては様子見ムードの強い展開といったところであろう。米国で新型コロナ感染第2波への警戒が根強いことも手掛けづらくさせよう。一方で、日本政府はきょうから、新型コロナウイルスの感染拡大で自粛を呼び掛けていた都道府県をまたぐ移動を全国で解禁する。経済活動再開による景気回復期待が高まりやすく、下を売り込む流れになりづらい。  物色としては、引き続き新興市場の中小型株にシフトすることになろう。来週からIPOが再開するが、それまでは連日で強い値動きをみせている銘柄における短期的な値幅取り狙いの売買が活発化することになろう。また、移動自粛解除によって感染第2波への警戒も高まりやすく、バイオ株のほか、テレワークなどテーマ株への関心も引き続き高まりそうである。 《AK》
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07