マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 6:46:40
14,958,151
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

NVTから見た足元のビットコイン価格はやや割高【フィスコ・ビットコインニュース】

2020/6/12 10:50 FISCO
*10:50JST NVTから見た足元のビットコイン価格はやや割高【フィスコ・ビットコインニュース】 暗号資産(仮想通貨)の価値を探る方法として注目されるもののひとつに、「NVT」という指標がある。暗号資産の市場分析で有名なウィリー・ウー氏が考案した指標で、同氏のホームページではリアルタイムの数値を公表している。NVT(Network Value to Transaction)はネットワークの価値(暗号資産の場合には流通するコインの市場価値)を日毎の取引量で割った比率であり、この値が高ければ取引量に比べてネットワークの価値が高いことを、この値が低ければ取引量に比べてネットワークの価値が低いことを表している。NVTが中期的に一定の値に収斂することを前提とすれば、NVT比率の高低によって、ビットコイン価格が割高か割安かを評価することができる。 ビットコイン(BTC)のNVT比率(=時価総額/日毎の取引量の90日移動平均)を算出すると(時価総額はCoin Market Cap、日毎の取引量はblockchain.infoより)、6月11日時点のNVTの値は132と、過去の平均値よりも高い。11日時点の取引量は2,319,865,800 ドルであるが、過去90日間の平均取引高(1,294,763,685 ドル)にNVTの過去平均値(122)を当てはめると、ビットコインの妥当価格は8,573ドルと算出される。この観点では、足元の市場価格9,345ドルはやや割高と評価できよう。 《SI》