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1月14日時点のCMEのBTC先物建玉分析、中期的には2,454ドルの下押し圧力【フィスコ・ビットコインニュース】

2020/1/21 10:56 FISCO
*10:56JST 1月14日時点のCMEのBTC先物建玉分析、中期的には2,454ドルの下押し圧力【フィスコ・ビットコインニュース】 CFTC(米商品先物取引委員会)は火曜日時点でのCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン(BTC)先物の部門別ポジションを当週末に公表している。為替市場ではCFTCが公表している非商業部門(投機筋)ポジションがよく注目される。 1月14日時点でのCMEビットコイン先物ポジションは、拡大傾向にあった非商業部門のショートポジションがやや縮小した。ポジションが過去平均に回帰し、1月14日時点での非報告部門による6,800枚(約2.9億ドル)の買い越しが過去平均(3,582枚、約1.5億ドル)まで縮小することを前提とすれば、ビットコイン価格には2,454ドルの下押し圧力が働くことになる(1月20日時点のビットコイン価格は8,658ドル)。 CMEのビットコインの先物ポジションを見た場合、非商業部門ポジションとビットコイン現物価格の相関係数は-0.14(2019年以降のデータ)とCME先物の建玉とビットコイン価格は連動性があるとは言いにくい。また、非商業部門ポジションをディーラー、アセットマネージャー、レバレッジ、その他という4つに細分化した場合、各部門とビットコイン価格との相関係数は、対ディーラーが0.41、対アセットマネージャーが0.49といずれも正の相関であるのに対して、対レバレッジが-0.36、対その他が-0.41と負の相関となっている。これらのデータを見る限り、いずれも明確な相関関係は確認できない。 ただ、非商業部門、とくにウェートが大きいレバレッジ部門のポジションには市場関係者の関心が高い。レバレッジ部門の数字には、ヘッジファンドの売買が含まれているとの見方があるためだ。難しいビットコインの価格予想のファクターとして、レバレッジ部門の建玉をチェックしておくのも手と考える。 《SI》