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相対力指数に、ビットコイン「上昇継続」のヒント 米仮想通貨投資企業【フィスコ・ビットコインニュース】

2019/6/14 12:29 FISCO
*12:29JST 相対力指数に、ビットコイン「上昇継続」のヒント 米仮想通貨投資企業【フィスコ・ビットコインニュース】 米国の仮想通貨投資運用企業Fundstrat社のアナリストがビットコインのRSI指標を理由に上昇相場が開始するサインであると論理づけたことがブルームバーグの報道でわかった。 顧客向けのメモにて、同社アナリストのRobert Sluymer氏はRSIが平均的な数値からの上昇傾向を指摘、今後の相場における上昇トレンドを示唆していると説明した。ビットコインのRSIチャートを参考にしながら、再びビットコインのRSIに上昇余地が生まれたとする考えだ。 仮想通貨市場全般の上昇が示唆されている。ビットコイン価格は現在の水準からさらに8,800ドルから9,000ドル(95万円-97万円)のレベルまで上昇が見込まれるだろう。 RSIとは投資家の心理状況、つまり「値動きに対する上昇幅の比率」を示す為に考案されたテクニカル指標。株式の世界では、一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎと相場の強弱を教えてくれる。 ビットコイン現物チャート(日足)とRSIを参照すると、急ピッチな価格上昇によってRSIが「買い過多」を示す70%を大きく超える90%まで到達していた。現在のRSI指標は50%まで低下するなど過熱感は落ち着いている、Robert Sluymer氏はここに上昇余地が生まれていると見ているようだ。なお、価格ではBTC価格100万円台になる要因と見ている。 Sluymer氏は、5月にビットコイン価格が急騰し、8,000ドルラインを突破した際に、投資家に対して価格高騰に準じる(FOMOの)イナゴ買いを控えるよう呼びかけている人物でもある。 RSIとのダイバージェンス ただ、下のチャートで示したように、最後に90%目前に迫った5月15日以降、チャートとRSIの動きが拡大していく「ダイバージェンス」が確認されている。(上値が切り上がっているのに対して、RSIが下落傾向にあること)これは、相場が変化する一つのサインとしても捉えられるため、警戒感が生まれる要因になる可能性もある。 (記事提供:コインポスト<https://coinpost.jp/>) CoinPost(コインポスト)は、日本最大級の仮想通貨・ブロックチェーン総合情報メディアサイトです。国内外の情報を迅速に捉え、考察も含めたオリジナル記事を配信しています。 《SI》