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足元で伸びきれない日本株がなぜ上昇すると思うか、SMBC日興証券動画レポート(三井智映子)

2020/1/23 10:08 FISCO
*10:07JST 足元で伸びきれない日本株がなぜ上昇すると思うか、SMBC日興証券動画レポート(三井智映子) こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「SMBC日興証券の気になる動画レポート」です。 今回は、国内外の投資環境や日本株・為替の見通しについて、わかりやすく解説する動画「Marketアウトルック」に、新たに追加されたコンテンツをご紹介したいと思います。 1月22日 に配信されたコンテンツは「足元で伸びきれない日本株がなぜ上昇すると思うか」というタイトルで、解説はSMBC日興証券投資情報部の石田さん、ナビゲーターは私、三井智映子が務めさせていただいています。 動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=Z004gzXk8f4 本動画ではまず、波乱の幕開けとなった今年の日本株市場について、石田さんは『日本時間8日の朝方にはイランがイラクのアメリカ軍基地にミサイルで攻撃したことが伝わり、一時的にマーケットが混乱する場面もありましたが、その後はアメリカもイランも態度を軟化させたことですぐに収まりました。トランプ大統領も今年は大統領選を控えていますので、争いが長期にわたることを避けたのではないかと思います』と話しています。 また、3日に発表されたアメリカの12月ISM製造業景況指数が予想に反して前月比で低下したことについては、『世界の景気敏感株と位置付けられている日本株にとってアメリカの製造業マインドが持ち直さないということは無視できないと思います。ただ、軟調なISM製造業景況指数の背景のひとつと考えられる自動車産業の弱さは、自動車ローン金利の低下とともに回復すると見込まれます。また、先週15日には1月のNY連銀製造業景況指数、16日には1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が発表されましたけれども、いずれも事前予想を上回って前月比で改善となりました』『米中貿易摩擦の落ち着きが徐々に統計に表れてきているのではないかと思います。製造業マインドの改善は日本株にとっては追い風になると見ています』と分析しています。 石田さんは1月下旬から始まる国内企業の10-12月期決算発表シーズンについては、「全体としては、国内企業の業績は、第3四半期(10-12月期)までは前年同期比減益になることが予想されます。第4四半期(1-3月期)からは増益転換が見込まれますが、通期で見ると減益となりそうです。とはいえ、株式市場では残り3ヵ月をきっている今期よりも、来期以降の業績への関心が高まるだろうと見ています。来期、再来期の国内企業の利益成長率は欧米と比べて遜色ない水準で、また、企業の利益に対する株価の倍率であるPERも欧米と比べて低位にとどまっていますので、日本株は増益率と言う点でも、バリュエーションの観点からも欧米株と比べて割安ではないかと思われます。今後、世界景気の回復基調が見え始めて、投資家心理が好転するとともに、日本株の相対的な割安感は解消されるのではないかとみています」と分析されています。 詳しい内容は、動画「Marketアウトルック」をご覧いただければと思います。この動画はSMBC日興証券のウェブサイトはもちろん、youtubeでも見ることができますので、ぜひチェックしてみてください。 また、面白い動画を発見したらご紹介しますね。 三井智映子の「気になる動画レポート」は公開された各種動画を三井智映子の見解で注目し、コメントしています。動画の発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人の動画を御確認くださいませ。 フィスコリサーチレポーター三井智映子 《FA》