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【注目銘柄ダイジェスト】:荏原製が大幅続伸、フジクラは大幅続落

2021/5/17 16:50 FISCO
*16:50JST 【注目銘柄ダイジェスト】:荏原製が大幅続伸、フジクラは大幅続落 <5711> 三菱マ 2279 -243 大幅続落。先週末に21年3月期の決算を発表、経常利益は445億円で前期比10.2%減益となり、従来計画の320億円を上振れる着地に。年間配当金も40円から50円に引き上げ。一方、22年3月期は370億円で同16.9%減益の見通しとしており、コンセンサスを200億円程度下振れ。保守的な傾向にはあるものの、ネガティブな反応につながっている。中期経営戦略の見直しを実施、経常利益目標や最低配当金などは引き下げへ。 <6361> 荏原製 5010 +400 大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は122億円で前年同期比倍増となっている。CMP装置を始め、精密・電子事業の受注が好調に推移しているようだ。通期計画は従来の430億円から455億円にまで上方修正している。また、発行済み株式数の5.45%に当たる520万株、200億円を上限とする自己株式の取得実施も発表。取得株は全株消却するとしている。高水準の自社株買いによる需給面での下支え効果も期待。 <7272> ヤマハ発 2972 +247 大幅続伸。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は483億円で前年同期比89.8%増益となり、通期計画は従来の1100億円から1300億円、前期比59.2%増に上方修正されている。1250億円程度の市場予想も上回る水準に上方修正。新興国二輪事業が想定以上に好調な推移となっているようだ。高水準の第1四半期収益水準からみて、さらなる上振れなどを期待する動きも優勢とみられる。 <3465> ケイアイスター 4335 +700 ストップ高。先週末に21年3月期決算を発表、営業利益は126億円で前期比95.5%の大幅増益となり、従来予想の118億円を上振れる着地に。また、22年3月期も154億円で同22.6%増と2ケタ増益が続く見通しとなっている。年間配当金は前期の139円から200円にまで引き上げ計画。戸建て需要の高まり、自社店舗ネットワークの拡大などにより、販売拡大が続く見通しとしている。 <3135> マーケットE 1129 -300 ストップ安売り気配。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は1億円で前年同期比77.7%の大幅減益になっている。通期予想は従来の7.3-9億円のレンジから0.7億円に下方修正、一転して大幅な減益見通しとなっている。ネット型リユース事業では農機具分野や「おいくら」分野が想定比下振れとなり、メディア事業やモバイル通信事業も売り上げが想定を下振れのようだ。想定以上の収益悪化にネガティブなインパクトが先行。 <3975> AOITYOHold 710 +100 ストップ高買い気配。先週末にMBOの実施を発表している。カーライルグループのスタジオ・クルーズが非公開化を目的としてTOBを実施、TOB価格900円にサヤ寄せを目指す動きとなっている。TOB価格は先週末終値に対して47.5%のプレミアムとなっている。買付期間は5月17日から7月5日まで。TOB成立後に同社は上場廃止となる予定。 <4449> ギフティ 3490 +500 ストップ高。先週末に発表の第1四半期決算が好感される形になっている。営業利益は5.1億円で前年同期比3.8倍の水準となり、通期計画11.1億円、前期比0.1%増に対する進捗率はほぼ過半に達している。オフラインからオンラインへ活動の軸が移行するなか、個人向け・法人向け・自治体向けすべてのサービスにおいて高い需要が継続しているようだ。想定以上の好スタートを受けて、業績上振れが意識される状況のようだ。 <5803> フジクラ 474 -86 大幅続落。先週末に21年3月期の決算を発表、営業利益は244億円で前期比7.3倍、先の修正発表水準で着地している。一方、22年3月期は200億円で同18.1%の減益見通しとしている。収益成長鈍化は想定されていたものの、2ケタ減益ガイダンスには失望感が優勢となる形に。FPCの売上減少を想定しているほか、コネクタなどの電子部品は巣ごもり需要の反動減を見込んでいるもよう。 <7182> ゆうちょ銀行 961 -84 大幅反落。先週末に21年3月期の決算を発表、純利益は2801億円となり、2700億円の従来計画を上回る着地になった。22年3月期計画は2600億円で前期比7.1%減益の見通しで、市場期待はやや上回っているとみられる。一方、新中期経営期間中は配当性向50-60%をメドにするとし、今期の年間配当金は前期比10円減配の40円としている。配当水準への関心が高い銘柄でもあるため、ネガティブな反応が先行しているようだ。 <8411> みずほ 1660 +42.5 続伸。先週末に21年3月期の決算を発表、実績値は先の上方修正に沿った水準での着地となっている。一方、22年3月期は純利益が5100億円で前期比8.3%増の見通しとしており、市場コンセンサスを500億円程度上回る形になっている。与信費用の減少などを見込んでいる。また、配当性向40%目安や機動的な自社株買いの実施方針も掲げている。今期に関しては増配の可能性なども示唆しているもようだ。
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時価総額 7,557百万円
ネット型リユース事業が主力。総合買取サイト「高く売れるドットコム」等を通じて買い取った中古品をネットで販売。モバイル通信事業、メディア事業も手掛ける。農機具分野では新規顧客獲得など拡販施策を進める。 記:2024/10/03
3465 東証プライム
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時価総額 64,245百万円
分譲住宅事業が主力の不動産会社。埼玉県本庄市に本社。注文住宅事業や投資用アパート事業、海外事業等も。スケールメリットやデザイン面が強み。28.3期売上5000億円目標。新規出店等による国内シェア拡大図る。 記:2024/11/28
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時価総額 22,060百万円
テレビCM制作で国内首位。広告主との直接取引拡大に力注ぐ。21.12期上期はコロナ影響が緩和。経費削減も効き黒字に。5月にMBO発表(TOB価格900円)。7月にTOBが成立し、9月28日付で上場廃止に。 記:2021/09/08
4449 東証プライム
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時価総額 37,606百万円
eギフトプラットフォーム事業が主力。カジュアルギフトサービス「giftee」、eGift Systemなどを手掛ける。地域通貨サービス等も。配当性向30%目安。gifteeサービスの会員数は着実増。 記:2024/12/21
5711 東証プライム
2,375
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時価総額 312,289百万円
非鉄金属メーカー大手。1871年創業。銅・金・銀等の製錬・販売を行う金属事業、機能材料・電子デバイスの製造・販売を行う高機能製品が柱。超硬製品等も。電気銅生産能力の拡大、コスト競争力の強化などに注力。 記:2024/12/21
5803 東証プライム
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時価総額 1,757,426百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6361 東証プライム
2,688.5
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時価総額 1,242,227百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
7182 東証プライム
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時価総額 5,727,430百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供。邦銀最大級の顧客基盤が強み。通常貯金口座数は約1.2億口座。総資産は238兆円超。中計では26.3期純利益4000億円以上目標。 記:2024/09/03
7272 東証プライム
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時価総額 1,351,664百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。二輪車事業ではブラジル、インド、インドネシアで販売順調。 記:2024/12/14
3,970
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時価総額 10,080,823百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27