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20日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で反落、石炭セクターに売り

2021/10/20 17:04 FISCO
*17:04JST 20日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で反落、石炭セクターに売り 20日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比6.15ポイント(0.17%)安の3587.00ポイント(上海A株指数は0.17%安の3759.32ポイント)と反落している。 資源価格統制の動きが懸念される流れ。石炭など資源株に売りが先行した。国家発展改革委員会は19日、石炭の急速な値上がりを受け、価格介入の実施を検討する方針を表明。鄭州商品取引所の発電用石炭(一般炭)先物相場は、19日の夜間取引で急落している。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済の減速懸念がくすぶるなか、当局の経済対策に対する期待感は根強い状況だ。また、中国人民銀行(中央銀行)の資金供給も好材料。人民銀は20日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で900億人民元の資金を市場に供給した。上海総合指数はプラス圏で推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、石炭が急落。中国中煤能源(601898/SH)とエン州煤業(600188/SH)がそろって10%のストップ安、陝西媒業(601225/SH)が7.1%安、中国神華能源(601088/SH)が6.4%安で引けた。 非鉄・鉄鋼株も安い。江西銅業(600362/SH)が3.7%、中国アルミ(601600/SH)が2.7%、新余鋼鉄(600782/SH)が2.1%ずつ下落した。 不動産株もさえない。金地集団(600383/SH)が2.7%安、緑地HD(600606/SH)が2.2%安と値を下げた。金融株、医薬品株、海運株なども売られている。 半面、発電株は急伸。華能国際電力(600011/SH)や華電国際電力(600027/SH)、大唐国際発電(601991/SH)、国電電力発展(600795/SH)などがそろってストップ高した。発電関連設備株、半導体株、消費関連株も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.58ポイント(1.28%)安の276.40ポイント、深センB株指数が10.48ポイント(0.89%)高の1189.66ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》