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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値上がり、金融政策に対する期待感が広がる流れ

2020/2/10 10:31 FISCO
*10:31JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値上がり、金融政策に対する期待感が広がる流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 113770.29 -1.23% 7日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1419.68ポイント安(-1.23%)の113770.29で取引を終えた。115190.00から113769.1まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を再び拡大させた。新型肺炎の感染拡大に伴う中国の経済活動の停滞懸念が高まっていることが引き続き圧迫材料。また、原油価格の下落も資源銘柄の売り手がかりとなった。一方、ブラジル中央銀行が予想通り利下げを実施したが、相場を支えるには力不足だった。 【ロシア】MICEX指数 3087.63 -0.29% 7日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比9.05ポイント安(-0.29%)の3087.63で取引を終了した。3108.28から3056.85まで下落した。 買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。米国がロシアに対して経済制裁を追加するとの報道が嫌気された。また、新型肺炎の感染拡大なども圧迫材料。このほか、原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かりとなった。一方、指数の下値は限定的。利下げの実施が好感された。ロシア中央銀行は7日、市場予想通り政策金利を6.25%から6.00%に引き下げた。 【インド】SENSEX指数 41141.85 -0.40% 7日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比164.18ポイント安(-0.40%)の41141.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同39.60ポイント安(-0.33%)の12098.35で取引を終えた。 売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。利下げの見送りが圧迫材料。インド準備銀行(中央銀行)は6日、政策金利を市場予想通り5.15%に据え置いた。また、2019年度の成長率が5%前後にとどまるとの観測も嫌気された。 【中国本土】上海総合指数 2875.96 +0.33% 7日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比9.45ポイント高(+0.33%)の2875.96ポイントと4日続伸した。 金融政策に対する期待感が広がる流れ。新型肺炎による景気先行き不安が依然としてくすぶるなか、当局は一段の対策を打ち出すとの観測が強まっている。中国人民銀行(中央銀行)の貨幣政策委員を務めた余永定氏は7日、「当局はより積極的な財政・金融政策をとるべき」と指摘した。前日まで3日続伸した反動もあり、週末を控えた利食い売りなどで指数は安く推移していたものの、引け際にプラス圏まで反転している。 《NH》