株～企業情報・おすすめ銘柄

*09:58JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は続落、財政支出の拡大期待が後退 【ブラジル】ボベスパ指数　116478.98　+1.74％ 28日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1997.13ポイント高(+1.74％)の116478.98で取引を終えた。114474.6から116796.7まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。欧米市場が堅調な値動きを示したことを受け、ブラジル株への買いも広がった。また、原油価格の上昇なども資源セクターの物色手掛かりとなった。 【ロシア】MICEX指数　3113.10　+0.91％ 28日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比27.94ポイント高(+0.91％)の3113.10で取引を終了した。3068.67から3115.62まで上昇した。 中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。欧米市場の回復が好感され、ロシア株にも買い戻しが広がった。また、ブレント原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。中国発のコロナウイルス関連肺炎の感染拡大などが引き続き警戒された。 【インド】SENSEX指数　40966.86　-0.46％ 28日のインドSENSEX指数は続落。前日比188.26ポイント安(-0.46％)の40966.86、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同63.20ポイント安(-0.52％)の12055.80で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に売りに押された。財政支出の拡大期待が後退していることが圧迫材料。歳入の伸び鈍化を受け、財政支出の大幅拡大や大型景気対策の実施が困難だとの見方が優勢になっている。また、銀行や建設業界の経営環境の悪化報告も関連銘柄の売り圧力を高めた。 【中国本土】 休場 《CS》