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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、中東情勢の緊迫化

2020/1/6 9:45 FISCO
*09:45JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は反発、中東情勢の緊迫化 【ブラジル】ボベスパ指数 117706.66 -0.73% 3日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比866.45ポイント安(-0.73%)の117706.66で取引を終えた。118791.9から117340.6まで下落した。 後半はプラス圏を回復する場面もあったが、終盤は再び売りに押された。ボベスパ指数が過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。外部環境では、中東情勢の緊迫化に伴う海外市場の上昇が圧迫材料となった。 【ロシア】MICEX指数 3076.37 +1.00% 3日のロシア株式市場は反発。主要指標のMOEX指数は前日比30.50ポイント高(+1.00%)の3076.37で取引を終了した。3057.36から3086.09まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。中東情勢の緊迫化を背景に原油価格の続伸がウエートの高い資源セクターの物色手掛かりとなった。一方、終盤は上げ幅をやや縮小させた。海外市場の下落などが指数の足かせとなった。 【インド】SENSEX指数 41464.61 -0.39% 3日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比162.03ポイント安(-0.39%)の41464.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.45%安(-55.55ポイント)の12226.65で取引を終えた。 売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。外部環境では、中東情勢の緊迫化への懸念が高まっていることがインド株の売り圧力を高めた。 【中国本土】上海総合指数 3083.79 -0.05% 3日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.41ポイント安(-0.05%)の3083.79ポイントと4日ぶりに反落した。 原油高のマイナス面が意識される展開。中東地域の地政学リスクが浮上するなか、原油相場の先高観が強まり、経済活動の足かせになると危惧された。米国防総省は2日、トランプ大統領の指示を受けた空爆で、イラン精鋭部隊の司令官を殺害したと発表。米国とイランの対立が激化すると警戒された。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国の金融緩和や米中通商協議の進展を引き続き手がかりに、指数はプラス圏で推移する場面もあった。 《CS》