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*16:56JST 24日の中国本土市場概況:上海総合0.7％高で3日ぶり反発、素材関連が急伸 24日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比19.93ポイント（0.67％）高の2982.68ポイントと3日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、20.91ポイント（0.67％）高の3125.26ポイントで取引を終えている。 金融緩和の期待感が強まる流れ。李克強首相は23日、中小企業の借り入れコスト低減に向け、預金準備率の引き下げなどを検討するとの方針を示した。中国経済を下支えすると歓迎されている。 業種別では、非鉄や建材、鉄鋼など素材関連が高い。洛陽モリブデン（603993/SH）が9.9％、江西銅業（600362/SH）が8.9％、北京金隅（601992/SH)が3.3％、南京鋼鉄（600282/SH）が1.2％ずつ上昇した。現地ブローカーが最新リポートで、2020年も高水準なインフラ投資が続くと予測するなか、業績の安定化が期待されている。このほか半導体や5Gネットワーク関連のハイテク株、証券株、消費関連株、自動車株、エネルギー株、インフラ関連株も上げが目立った。銀行・保険株、不動産株の一角も買われている。 外貨建てB株も値上がり。上海B株指数が0.77ポイント（0.30％）高の252.75ポイント、深センB株指数が10.96ポイント（1.18％）高の936.98ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》