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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、。成長鈍化観測が嫌気

2019/11/26 9:55 FISCO
*09:55JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、。成長鈍化観測が嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 108423.93 -0.25% 25日のブラジル市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比268.35ポイント安(-0.25%)の108423.93で取引を終えた。108914.7から108079.9まで下落した。 前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。成長鈍化観測が嫌気、幅広い銘柄に売りが広がった。また、電力セクターの下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米中通商協議の進展期待が指数をサポートした。 【ロシア】MICEX指数 2955.32 +0.26% 25日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比7.64ポイント高(+0.26%)の2955.32で取引を終了した。2945.33から2959.76まで上昇した。 中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。2019年のロシアの成長率が政府予想(1.30%)を上回る可能性が高いとの見方が好感された。また、米中通商協議の進展期待なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米国による追加の経済制裁に対する懸念が高まっていることが指数の上値を押さえた。 【インド】SENSEX指数 40889.23 +1.31% 25日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比529.82ポイント高(+1.31%)の40889.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.35ポイント高(+1.34%)の12073.75で取引を終えた。 高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。主要なアジア市場が堅調な値動きを示したことを受け、インド株にも買いが先行。また、米中通商協議の進展期待が高まっていることも支援材料となった。 【中国本土】上海総合指数 2906.17 +0.72% 週明け25日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比20.88ポイント高(+0.72%)の2906.17ポイントと4日ぶりに反発した。 米中通商協議の進展期待が強まる流れ。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は25日、「米中通商協議の『第1段階合意』は非常に近い」とツイッターの公式アカウントで伝えた。また、市場で「第1段階合意」が来年にずれ込む可能性があるなどと報じられたことについて、トランプ米大統領は22日、米メディアの電話インタビューで「(米中合意は)潜在的に非常に近づいている」と述べ、同観測を否定している。 《CS》