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*10:05JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続伸、米中摩擦への懸念後退が支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数　108779.3　+0.54％ 4日のブラジル市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比583.7ポイント高（+0.54％）の108779.3で取引を終えた。108195.7から109352.1まで上昇した。 朝方は上値を追う展開を示したが、その後は上げ幅を縮小させた。米中通商摩擦への懸念が後退していることが支援材料。米中首脳会談の実現に向けた進展がみられたほか、中国通信機器大手メーカー華為技術(ファーウェイ)に実施している禁輸措置が緩和されるとの米当局の示唆が好感された。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。 【ロシア】休場 【インド】SENSEX指数　40301.96　+0.34％ 4日のインド株式市場は7日続伸。前日比136.93ポイント高（+0.34％）の40301.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同50.70ポイント高（+0.43％）の11941.30で取引を終えた。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。米中通商協議の進展期待が支援材料。中国商務部は2日、米中の通商交渉担当者は1日夜に電話会談し、貿易問題で「原則合意」に達したことを明らかにした。また、堅調な米雇用統計やこの日のアジア市場が堅調な値動きを示したことも支援材料となった。 【中国本土】上海総合指数　2975.49　+0.58％ 週明け4日の上海総合指数トは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比17.29ポイント高（+0.58％）の2975.49ポイントと続伸した。 米中摩擦の緩和期待が強まる流れ。中国の通信設備メーカー、華為技術（ファーウェイ）に対する事実上の禁輸措置について、ロス米商務長官は3日、米企業による部品販売を認める輸出ライセンスを「近く」交付する方針を明らかにした。米中通商協議に関しても、双方から前進が伝わっている。クドロー米国家経済会議（NEC）委員長は1日、通商合意「第1段階」の文書署名のため、米中は首脳会談を行うことで調整していると述べた。また、中国商務部は2日、米中両国が電話による貿易協議を1日行い、「原則合意」に達したと発表している。 《FA》