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*10:06JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日続伸、年金改革案が下院での可決観測 【ブラジル】ボベスパ指数　104089.5　+0.44％ 5日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比453.3ポイント高(+0.44％)の104089.5で取引を終えた。102621.7から104175.9まで上昇した。 売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジでもみ合った。年金改革案が下院での可決観測が引き続き好感され、買いが継続。また、外資の流入期待なども引き続き支援材料。一方、指数の上値は重い。ボベスパ指数が前日に過去最高値を更新しており、高値警戒感からやや伸び悩む展開となった。 【ロシア】MICEX指数　2835.35　-0.26% 55 買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。MOEX指数が前日に再び史上最高値を更新しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢となった。また、欧州市場がさえない動きを示したこともロシア株の売り圧力を強めた。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが指数をサポートした。 【インド】SENSEX指数　39513.39　-0.99％ 5日のインドSENSEX指数は反落。前日比394.67ポイント安(-0.99％)の39513.39、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同135.60ポイント安(-1.13％)の11811.15で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。外国人投資家（FII）の売り越しが圧迫材料。FIIはこの日までに4日連続の売り越しとなった。また、2019年度の予算がこの日に発表される予定となり、積極的な買いも手控えられた。 【中国本土】上海総合指数　3011.06　+0.19％ 5日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比5.81ポイント高（+0.19％）の3011.06ポイントと4日ぶりに反発した。 海外マネーの流入が買い安心感を誘う。中国・香港間の相互取引スキームを通じた4日の売買では、香港経由の本土株売買が再び買い越しとなった。中国景気の先行き不安などで売りが先行したものの、下値は堅く、指数は中盤以降にプラス転換している。 《CS》