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GMOペパボ Research Memo(8):自己資本比率は30%台だが、無借金経営で財務内容は健全

2022/3/29 15:48 FISCO
*15:48JST GMOペパボ Research Memo(8):自己資本比率は30%台だが、無借金経営で財務内容は健全 ■GMOペパボ<3633>の業績動向 3. 財務状況とキャッシュ・フローの状況 2021年12月期末の資産合計は前期末比658百万円増加の8,870百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では売掛金が129百万円増加したほか未収入金が217百万円増加した。また、固定資産では有形固定資産が105百万円、無形固定資産が75百万円、投資有価証券が186百万円それぞれ増加した。 負債合計は前期末比249百万円増加の5,916百万円となった。流動負債では未払法人税等が120百万円減少した一方で、前受金が226百万円増加した。また、固定負債ではリース債務が134百万円、繰延税金負債が61百万円増加している。純資産合計は前期末比408百万円増加の2,953百万円となった。配当金支出が426百万円あった一方で、親会社株主に帰属する当期純利益715百万円を計上し、利益剰余金が増加した。また、その他有価証券評価差額金も66百万円増加している。 キャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動により得られた収入は669百万円となり、投資活動による支出278百万円を吸収し、フリー・キャッシュ・フローは390百万円のプラスとなった。一方で、配当金の支払い等により財務活動による支出が392百万円となり、期末の現金及び現金同等物の残高は前期末比1百万円減少の3,620百万円となった。 経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は32.9%と前期末から若干上昇し、無借金経営で手元キャッシュも30億円台で推移していることから、財務の健全性は維持しているものと判断される。収益性に関しても減益となったことでROE、ROA、売上高営業利益率ともに前期比で低下したが、収益構造がストック型サービスとフロー型サービスのハイブリッド型となっていることもあり、ROEが20~30%台、ROAは10%台と高水準を維持する格好で安定して推移している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
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レンタルサーバやEC支援サービスを展開。ハンドメイド通販「ミンネ」も。GMOインターネットの連結子会社。ホスティング事業は単価上がり堅調。EC支援はコスト抑制。AIによるサービス開発。配当性向50%。 記:2024/06/07