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クロスマーケ Research Memo(5):テクノロジーを活かした事業展開で収益力・競争力の強化を推進

2021/3/26 15:15 FISCO
*15:15JST クロスマーケ Research Memo(5):テクノロジーを活かした事業展開で収益力・競争力の強化を推進 ■クロス・マーケティンググループ<3675>の業績動向 3. 2020年12月期の注力施策 デジタルトランスフォーメーションに対応すべく、テクノロジーを生かした事業展開を進め、既存事業の収益力や競争力の強化を推進した。注力施策は、グループの再編と強化、デジタル化に対応した新サービスの提供、D2Cへの事業領域拡大、外部企業と連携したデジタルマーケティングサービスの開発と強化などである。既述のドゥ・ハウスの子会社化も、デジタルトランスフォーメーションに対応した注力施策の1つといえる。 国内リサーチ事業においては、収益力や競争力の強化に向けてグループを再編・強化した。クロス・マーケティングと(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントを合併することで、リサーチ市場の変化に迅速に対応するとともに、連動性、効率性の高いワンストップサービスの提供を進めた。また、リサーチ業務のアウトソーシング拠点として福岡を地盤とする(株)ウィズワークを設立、災害時の事業継続性や新たな人材採用・育成、運用キャパシティ・品質の向上を目指した。ほかにも、顧客(個客)の行動・思考・感情(カスタマージャーニー)をビッグデータから見える化するカスタマージャーニー型データ分析のフルカスタマイズサービスや、世界中のサイトからあらゆるデータを収集し分析するプロセスをAIによって効率化・高度化したオープンデータ関連サービス、デジタル上の顧客体験(UX:User Experience)の向上を支援するサービス((株)ポップインサイトと共同提供の「Cross-UX」)など、デジタル技術の進歩や顧客のデジタルシフトに対応した新サービスの提供を加速させている。 ITソリューション事業では、顧客のデジタルシフトを支援するとともに、デジタル技術を活用して成長市場であるD2C領域でのビジネスなどを拡大した。SNS上の画像データを解析する(株)ニューロープのAI技術を活用してD2Cブランド向けに新しいターゲティングサービスを開発したほか、アパレルの企画・開発を展開する(株)サードオフィスと連携してD2Cブランドの成長をサポートするトータル支援サービス「D2C GROWTH PARTNER」の提供を開始、また、大和証券グループが運営するスマートフォン上の新しい証券会社「CONNECT」のアプリも開発した。その他の事業(WEBプロモーション事業)では、外部企業との連携によるデジタルマーケティングサービスの開発を強化した。テモナ<3985>のサブスクシステムを利用する事業者に対して消費者ネットワークパネルを用いたマーケティング支援を提供したほか、位置情報ビッグデータ分析のクロスロケーションズ(株)の技術と(株)ディーアンドエムのマーケティングノウハウを生かしたマーケティング課題の解決支援サービスを共同開発した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《ST》
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