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エムアップ Research Memo(3):スマートフォン向けにファンクラブサイトや各種コンテンツを提供(2)

2021/1/13 15:03 FISCO
*15:03JST エムアップ Research Memo(3):スマートフォン向けにファンクラブサイトや各種コンテンツを提供(2) ■エムアップホールディングス<3661>の会社概要 2. 持株会社体制への移行 2020年4月1日に持株会社体制に移行した。(株)エムアップから(株)エムアップホールディングスへと商号変更し、持株会社として各事業会社を束ねる形となった。ポイントは、EMTGとファンクラブサイト事業を統合し、新たに事業会社(株)Fanplusを設立したことや、チケット事業を展開する(株)Tixplus及びコンテンツ事業を引き継ぐ(株)Creative Plusを設立したことである。すなわち、EMTGとの統合を仕上げるとともに、経営資源の最適配分や迅速な意思決定、よりグループシナジーが発揮できる体制へと進化することで、成長を加速するところに狙いがある。 3. 沿革 同社は、現代表取締役の美藤宏一郎氏によって、携帯電話端末及びPC端末向けの有料コンテンツの提供及び通信販売を行うことを目的として、2004年12月に設立(本社は渋谷区)された。 携帯電話の普及やIT環境の進展に伴って携帯コンテンツ市場が拡大するなか、着うたを中心に同社の業績も順調に推移した。特に、キャリアの新サービス提供が同社の業績に大きく影響した。2006年10月には、同社がコンテンツプロバイダーとなる携帯電話キャリア公式サイトとして、メロディコールを提供する「アーティスト公式コール」を開設した。また、2007年2月には、アーティストやタレントに関連するファッションを中心に取り扱うセレクトショップ「ROYAL Roc」の携帯電話キャリア公式サイトを開設し、eコマース事業を開始した。さらに、2007年7月には、「アーティスト公式デコメ」をキャリア公式サイトとして開設し、音楽以外のコンテンツ分野にも進出した。 同社にとって大きな転機となったのは、2008年9月に、「GLAY MOBILE」をキャリア公式サイトとして開設し、ファンクラブサイトの運営を開始したことである。芸能界に精通した同社の特徴が生かせる分野であるとともに、ロイヤリティの高いファン層を有料会員として囲い込むことで、技術や市場動向に影響を受けづらい安定的な事業基盤を確立することができた。特に、ファンクラブサイトからCD、DVD、アーティストグッズの直販サイトに誘導することで、eコマース事業とのシナジー効果を発揮できたことが同社の成長をけん引することになった。 2012年3月に東証マザーズに上場し、2012年5月には、アドウェイズ<2489>より、韓流サイトなどを運営していた(株)アドウェイズ・エンタテインメントの全株式を取得して子会社化(2013年5月に吸収合併)。2013年9月に東証1部に市場変更となった。また、2018年9月にはEMTGの完全子会社化により電子チケット事業にも参入。2020年4月1日には持株会社体制へ移行した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《YM》
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