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カドカワ Research Memo(7):2021年3月期予想は新型コロナウイルスの影響を勘案し速やかに開示する予定

2020/7/16 15:47 FISCO
*15:47JST カドカワ Research Memo(7):2021年3月期予想は新型コロナウイルスの影響を勘案し速やかに開示する予定 ■今後の見通し 1. 2021年3月期の見通し 2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の終息する時期が不透明なこと、並びに事業環境の変化がKADOKAWA<9468>業績に与える影響を精査していく必要があり、これらが明確となった時点で速やかに公表する予定にしている。費用面では減価償却費の増加が見込まれるものの、人件費を中心にその他経費についてはほぼ前期並みの水準が続く見通しとなっている。 2020年5月下旬段階における新型コロナウイルスの影響について、同社ではプラス面、マイナス面の両方があると見ている。プラス面としては、同社が保有する過去コンテンツの活用が増加することや、巣ごもり現象によるデジタル関連事業(Webサービス、電子書籍・電子雑誌、ゲーム事業など)の売上機会の増大などが想定される。一方、マイナス面としては、コンテンツ製作においてリアルな対面を要する業務(スタジオ収録などの最終工程)が困難となり製作・刊行スケジュールが遅延すること、輸入に依存するMD商品・部品調達の遅延に伴う販売時期の遅延、営業自粛や営業活動の制限による受注減少、リアルのイベント中止、飲食業や旅行業、インバウンド事業などの停滞、海外市場の一時停滞などが想定される。 なお、ところざわサクラタウンへの影響については、グランドオープンを2020年11月以降に延期することを発表しているが、その影響については現在、定性面・定量面から精査中となっている。また、所沢新オフィスの開設に伴って、賃借していた第3本社ビル(東京・飯田橋)を2020年中に返却する予定にしている。賃借料として年間12億円分の削減効果が見込まれている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《EY》
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旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13