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*17:34JST サン電子 Research Memo（4）：2020年4月開催の臨時株主総会を経て、新たな経営体制へ移行 ■新経営体制への移行 サン電子<6736>は、2020年1月23日付で同社株主※1より臨時株主総会の招集請求権の行使と取締役の選解任を求める株主提案を受け、2020年4月8日に臨時株主総会を開催した。その結果、取締役会8名のうち、代表取締役社長の木村好己（きむらよしみ）氏と監査等委員3名を除く4名（社内3名、社外1名）※2の取締役が解任され、新たに5名（社内2名、社外3名）※3の取締役が選任された。したがって、経営トップは変わらないものの、取締役会のメンバーは大幅に入れ替わったことになる。もっとも、これまでの開示資料等によれば、今後の方向性に大きな変化はないとみられる。引き続き、情報通信関連事業とエンターテインメント関連事業を2本柱とし、とりわけ成長分野であるDIを大きく伸ばす一方、将来性や収益性等を考慮して、ポートフォリオの再構築を進めていく考えを示している。 ※1 Oasis Investments II Master Fund Ltd. ※2 元社長の山口正則（やまぐちまさのり）氏を始め、山岸栄（やまぎしさかえ）氏、山本泰（やまもとやすし）氏、入部直之（いりべなおゆき）氏（社外）の4名。 ※3 内海龍輔（うつみりゅうすけ）氏（内部監査室室長）、岩田彰（いわたあきら）氏（社外／名古屋工業大学名誉教授）、ヨナタン・ドミニツ氏（Oasis Management Company Ltd. ディレクター・戦略アナリスト）、ヤコブ・ズリッカ氏（社外／ズリッカコンサルティング 事業開発コンサルタント）、ヤニブ・バルディ氏（社外／Centrica Business Solutions 国際ビジネスマネージングディレクター）の5名。（　）内は就任前の経歴。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　柴田郁夫） 《EY》