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タナベ経営 Research Memo(5):無借金経営で手元キャッシュも潤沢、財務内容は良好

2020/2/6 15:55 FISCO
*15:55JST タナベ経営 Research Memo(5):無借金経営で手元キャッシュも潤沢、財務内容は良好 ■タナベ経営<9644>の業績動向 3. 財務状況と経営指標 2020年3月期第2四半期末の総資産は前期末比90百万円減少の12,679百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産は受取手形及び売掛金が86百万円減少した一方で、現預金及び有価証券が181百万円増加したこと等により前期末比で281百万円増加した。固定資産は長期預金及び投資有価証券が10百万円増加したが、役員に対する保険金積立金を全て解約したこと等を主因に、同372百万円減少した。なお、長短合わせた現預金及び有価証券は8,784百万円と前期末比で192百万円増加しており、総資産に占める比率は69.3%と引き続き高水準を維持している。 負債合計は前期末比43百万円減少の2,010百万円となった。流動負債では未払法人税等が14百万円増加し、買掛金が31百万円、賞与引当金が38百万円それぞれ減少した。固定負債では役員退職慰労引当金が11百万円減少している。また、純資産は前期末比46百万円減少の10,668百万円となった。四半期純利益276百万円の計上とその他有価証券評価差額金34百万円の増加があったものの、配当金の支払い360百万円が減少要因となった。 経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の83.8%から84.0%と継続して80%以上を維持しており、有利子負債もないことから、財務内容は極めて良好な状態が続いていると判断される。手元キャッシュについては、人材投資や働き方改革・生産性改革に向けたIT投資、M&Aなどに投下していく方針となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《SF》
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経営コンサルティング大手。経営戦略の策定から経営機能の実装・実行支援に至るまで経営全般の支援を手掛ける。全ての経営コンサルティング領域で売上堅調。人件費増等を吸収。グローバル戦略コンサルティング機能を強化。 記:2024/07/14