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日本電技---3Qも2ケタ増収・各利益も大幅良化、空調計装関連事業及び産業計装関連事業ともに好調に推移

2020/1/30 15:09 FISCO
*15:09JST 日本電技---3Qも2ケタ増収・各利益も大幅良化、空調計装関連事業及び産業計装関連事業ともに好調に推移 日本電技<1723>は29日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比25.2%増の160.42億円、営業利益が13.81億円(前年同期は0.71億円の損失)、経常利益が14.46億円(同0.18億円の損失)、四半期純利益が9.87億円(同0.26億円の損失)となった。 空調計装関連事業の受注高は前年同期比4.0%増の219.23億円、売上高は同25.3%増の137.19億円となった。受注工事高は、新設工事においてデータセンター及び教育施設向け物件等の増加、また、既設工事において工場及び医療施設向け物件、並びに公共施設向け物件等が増加し、同4.2%増の217.11億円となった。内訳は、新設工事が同1.8%増の63.81億円、既設工事が同5.2%増の153.30億円だった。完成工事高は、新設工事において工場及び商業施設向け物件、並びに公共施設向け物件等が増加し、既設工事において、工場及び研究施設向け物件等の増加などにより、同26.0%増の135.07億円となった。内訳は、新設工事が同47.4%増の54.19億円、既設工事が同14.8%増の80.88億円だった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同9.3%減の2.11億円となった。 産業計装関連事業の受注高は前年同期比7.0%増の36.02億円、売上高は同25.1%増の23.23億円となった。受注工事高は、電気工事及び産業用ロボット関連工事等の増加などにより、同7.6%増の32.97億円となった。完成工事高は、電気工事及び搬送設備工事等の増加などにより、同29.7%増の20.18億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同1.1%増の3.05億円となった。 2020年3月期通期については、売上高が前期比7.7%増の305.00億円、営業利益が同22.8%増の39.00億円、経常利益が同22.1%増の39.50億円、当期純利益が同22.3%増の27.30億円とする11月1日に上方修正した業績予想を据え置いている。 《SF》
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空調自動制御システムなどの空調計装関連事業が主力。工場・各種搬送ライン向け計装工事等を行う産業システム関連事業も展開。高砂熱学工業などが主要取引先。空調計装関連事業では施工体制の再構築・強化図る。 記:2024/08/26