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日ダイナミク Research Memo(8):業務プロセス改善などで収益力・企業競争力の向上目指す

2019/12/11 15:08 FISCO
*15:08JST 日ダイナミク Research Memo(8):業務プロセス改善などで収益力・企業競争力の向上目指す ■日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>の中長期成長戦略 1. 基本コンセプト 2017年5月に策定した中期経営計画「Vision2020」(2018年3月期−2020年3月期)では、基本コンセプトを「お客さまの「ありがとう」のために、価値あるサービスを」としている。また基本方針を「1)収益性の高い企業になる、2)NCDブランドを高めて世の中に認知される企業になる、3)社員が仕事に誇りとやりがいを持った活力ある企業になる」としている。 そして新たなライフスタイルや技術環境の変化に迅速かつ適切に対応できる企業を目指し、収益力向上に向けた中期成長戦略を推進している。 重点施策としては、グループ全体での業務プロセス改善による収益力の向上、働き方改革による企業競争力の向上を推進している。事業別には、IT関連事業(システム開発事業、サポート&サービス事業)ではオリジナル技術・サービスの開発、課金型ビジネスの拡大、パーキングシステム事業では月極駐輪場「ECOPOOL」の拡大、電磁ロック式駐輪場管理台数50万台の達成を目指し、諸施策を推進している。 2. 2020年3月期営業利益目標値(上方修正後)は前倒しで達成 中期経営計画の数値目標については、初年度である2018年3月期の営業利益が783百万円と計画の600百万円を大幅に上回ったため、2018年5月15日に2019年3月期及び2020年3月期の営業利益目標値を上方修正した。修正後の計画は、2019年3月期売上高17,000百万円(IT関連事業11,000百万円、パーキングシステム事業5,900百万円)、営業利益950百万円、営業利益率5.6%、2020年3月期売上高18,000百万円(IT関連事業11,600百万円、パーキングシステム事業6,200百万円)、営業利益1,000百万円、営業利益率5.6%としている。修正前の営業利益目標値は2018年3月期600百万円、2019年3月期700百万円、2020年3月期800百万円だった。 そして上方修正後の営業利益目標値(2019年3月期950百万円、2020年3月期1,000百万円)について、2019年3月期の営業利益が1,045百万円となり、最終年度(2020年3月期)目標値を前倒し達成した。2020年3月期は営業微減益予想だが、同社予想の営業利益1,000百万円は最終年度目標値と同水準である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《ST》
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システム構築ソリューション等のシステム開発事業が柱。インフラ構築ソリューション、駐輪場の設営・運営・管理受託等も。旧社名は日本コンピュータ・ダイナミクス。システム開発事業などIT関連事業は各種案件が順調。 記:2024/10/11