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ダイナックホールディングス---3Q増収、強みを活かした収益基盤の強化を推進

2019/11/5 12:00 FISCO
*12:00JST ダイナックホールディングス---3Q増収、強みを活かした収益基盤の強化を推進 ダイナックホールディングス<2675>は1日、2019年12月期第3四半期(2019年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.2%増の271.80億円、営業損失が2.52億円(前年同期は3.12億円の損失)、経常損失が1.42億円(同0.57億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が3.36億円(同0.95億円の損失)となった。 店舗展開としては、気軽にワインを飲みながらステーキとフレンチ料理を楽しめるワインビストロ「ラ・ブーシェリー・エ・ヴァン」を皮切りに、豪快に焼き上げる鉄板料理が魅力の「肉バルガブル」、既存の「魚盛」業態を女性同士や家族連れにも楽しめる業態としてリ・ブランドした「サカナ酒場 魚盛」を出店するとともに、新名神高速道路・鈴鹿パーキングエリアの商業施設「PITSUZUKA(ピットスズカ)」の受託運営を開始したほか、東北自動車道・蓮田サービスエリア内へフードコートモデルにリ・アレンジした「鳥どり」の出店やゴルフクラブレストラン等の受託を含めて、新規に9店舗を出店した。そのほか、昨年来進めている業態変更やブランド価値の向上を目指した店舗改装を積極的に実施する一方で、11店舗を閉店し、当第3四半期末のグループ店舗数は252店舗となった。 また、引き続き同社グループ事業の強みを活かした収益基盤の強化を推進した。当第3四半期累計期間における業績については、売上面では天候不順・自然災害等の影響もあったが、増収となった。損益面は、採用・教育を積極的に強化したことに加えてアルバイト・パート時給単価の上昇による人件費の増加や、相対的に原価率の高い物販関連の売上増加に伴う原価率悪化の影響があったが、出店に伴う一時費用の減少により、営業損失の損失幅は縮小した。 2019年12月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比3.0%増の371.70億円、営業利益が同55.8%減の1.20億円、経常利益が同63.0%減の2.40億円、親会社株主に帰属する当期純損失が1.60億円としている。 《SF》
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首都圏・関西圏を中心にレストランやバーを直営展開。ゴルフ場食堂などの運営受託も。コロナ禍が直撃し、昨年末時点で債務超過に。21.12期も苦戦の見込み。親会社サントリーHDが完全子会社化に向けてTOB実施。 記:2021/04/07