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三機工業---1Qは増収及び工事採算の改善により増益

2019/8/14 12:13 FISCO
*12:13JST 三機工業---1Qは増収及び工事採算の改善により増益 三機工業<1961>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4月-6月)連結決算を発表した。受注高が前年同期比8.2%減の466.97億円、売上高が同16.0%増の408.82億円、営業利益が3.22億円(前年同期は2.42億円の損失)、経常利益が同490.7%増の5.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が4.28億円(同0.66億円の損失)となった。 建築設備事業の受注高は前年同期比22.9%減の344.61億円、売上高は同13.8%増の346.95億円、セグメント利益(経常利益)は7.20億円(前年同期は0.50億円の利益)となった。受注高は、前年同期に大型物件を受注した反動等により減少した。売上高及びセグメント利益(経常利益)は、主に前期からの繰越工事の増加等により増収増益となった。 機械システム事業の受注高は同0.7%増の22.57億円、売上高は同23.0%増の26.01億円、セグメント利益(経常利益)は0.78億円(同0.91億円の損失)となった。売上高及びセグメント利益(経常利益)は、大型搬送用設備の工事進捗が進んだこと等により増収増益となった。 環境システム事業の受注高は同136.0%増の94.51億円、売上高は同31.2%増の31.43億円、セグメント損失(経常損失)は6.90億円(同5.27億円の損失)となった。受注高は、大型の廃棄物処理施設を受注したこと等により増加した。 不動産事業の売上高は同16.0%増の5.25億円、セグメント利益(経常利益)は1.56億円(同1.45億円の利益)となった。 なお、建築設備事業、機械システム事業及び環境システム事業は、通常の営業形態として、工事の完成引渡しが年度末に集中する影響で、売上高及び利益額が第4四半期に偏る季節要因がある。 2020年3月期通期の業績予想について、売上高は2,000.00億円、営業利益は88.00億円、経常利益は90.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は62.00億円とする期初計画を据え置いている。 《SF》
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1961 東証プライム
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三井グループの設備工事会社。1925年創立。空気調和設備、防災設備、電気設備等の構築を行う。虎ノ門ヒルズなどで実績。機械システム事業、環境システム事業等も。政策保有株式の縮減進める。コア事業の強化図る。 記:2024/10/06