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エヌ・シー・エヌ Research Memo(9):「日本の住宅を100%耐震住宅に。」を掲げて社会的な貢献

2019/7/9 15:49 FISCO
*15:49JST エヌ・シー・エヌ Research Memo(9):「日本の住宅を100%耐震住宅に。」を掲げて社会的な貢献 ■エヌ・シー・エヌ<7057>の今後の見通し 4. 耐震住宅100%を目指して (1) 高付加価値の工務店ブランドである「重量木骨の家」 「重量木骨の家」とは、SE構法を使用した住宅ブランドであり、地域の気候や環境を熟知した地域密着の工務店・住宅会社に設計・施工を依頼するメリットと、第三者機関による現場検査、完成保証、長期優良住宅認定等の性能・品質・保証を併せ持つ家である。520社を超えるSE構法登録施工店の中でさらに65社を選抜した優良工務店が建てた家の総称を「重量木骨の家」としている。施工工務店にはSE構法の研修とともに、厳しい審査がある。 (2) 一般社団法人「耐震住宅100%実行委員会」 2014年9月以降、同社により結成され活動を行ってきた任意団体「耐震住宅100%実行委員会」の理念を引き継ぎ、2017年9月1日に「耐震住宅100%実行委員会」が設立されている。本法人は「地震で人が死なない家」をつくり続けるため、その大きな障壁となっている「建築基準法第6条・四号特例」の見直しとともに、科学的手法や実証データ等を用いた現行の各種耐震基準の検証と新基準制定に向けた政策提言等の活動を通じて、日本の住宅の100%耐震化を目指している。 (3) 社外取締役に内山博文氏を迎える 内山博文(うちやまひろふみ)氏は、一般社団法人リノベーション協議会の会長等としてリノベーション業界における豊富な知識と経験を有しており、客観的視点及び独立性をもって同社の事業発展に向けた経営監視を遂行するに適任であると判断され、社外取締役として迎えられている。同氏はリノベーション業界の草分け的な存在であり、同社の成長戦略に掲げている木造中古住宅流通(SE構法のフルリノベーション)の分野においての布石となる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一) 《SF》
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木造耐震設計事業を展開。耐震構法SE構法を全国の工務店に提供。SE構法登録施工店数は600社超。省エネルギー計算サービス等も手掛ける。持分法適用関連会社にMUJI HOUSE。住宅事業の拡大などに注力。 記:2024/10/05