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注目銘柄ダイジェスト(前場):ステラケミファ、郵船、ニコンなど

2022/5/27 11:54 FISCO
*11:54JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ステラケミファ、郵船、ニコンなど ステラケミファ<4109>:2463円(+171円) 大幅反発。いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に、フェアバリューも3000円から4400円に引き上げ。過去のコスメ事業終息に加え、今回メディカル分野を切り離したことで、半導体用途を軸とする高純度薬品事業に事業はほぼ集約、収益構造はクリアになったと評価。ステラファーマの連結除外に伴うコストの減少を反映して、23年3月期営業利益は従来の52億円から57億円に引き上げ、会社計画46億円を大きく上回る予想。 ニコン<7731>:1575円(+85円) 大幅続伸で年初来高値を更新。前日にIR Dayを開催しており、評価の高まりにつながっているもよう。精機事業におけるArF露光装置のシェア拡大期待が高まっているほか、映像事業における中高級機の順調推移なども意識される形になっているようだ。野村證券、ジェフリーズ証券、モルガン・スタンレーMUFG証券など、目標株価引き上げの動きも相次いでいる。 ソフトバンクG<9984>:5388円(+224円) 大幅続伸。アリババが決算発表を受けてADRで15%の急騰となっており、買い材料につながっている。アリババの1-3月期は、売上高、EPSともに市場予想を上回る決算となっている。アリババは同社の資産価値の大きな部分を占めていることからも、含み益の拡大を反映する動きになっているようだ。また、過度な金融引き締め懸念の後退で米ナスダック指数が大幅上昇していることも支援に。 川崎船<9107>:10660円(+420円) 大幅続伸。野村證券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も8800円から14000円にまで引き上げている。新中計において、27年3月期までの株主還元を累計4000-5000億円規模、23年3月期は基礎配当300円に加え1000億円以上の追加還元を実施する方針を示したことを踏まえて、25年3月期予想ROEが従来の9.3%から11.0%へ改善すると見直したことが格上げの背景としている。 郵船<9101>:11410円(+780円) 大幅反発。9月末を基準に1:3の株式分割を実施すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整えて投資家層の拡大を図ることが目的としている。1万円を超える株価水準であるため、分割による投資家層の拡大が強く期待される状況に。分割に伴い期末配当金は400円から135円に変更、実質的には小幅な引き上げともなっている。 エクストリーム<6033>:1045円 カ - ストップ高買い気配。KADOKAWA<9468>傘下の角川ゲームス(東京都品川区)の一部事業を子会社化することで基本合意すると発表している。角川ゲームスが会社分割し、新設する吸収分割会社Dragami Games(東京都品川区)の第三者割当増資を引き受ける。5600株(所有割合93.3%)を2.80億円で取得する。Dragami Gamesは角川ゲームスが保有する家庭用ゲームタイトルの知的財産権や販売権などを譲受する予定。 クックビズ<6558>:897円(-1円) 朝高後、値を消す。民事再生手続きの申し立てを行っている久一米田商店(北海道函館市)の再生を支援し、スポンサー契約を締結したと発表している。久一米田商店の水産加工事業を新設分割設立会社に承継し、クックビズは新設分割設立会社の全株式を取得する。譲渡対価は0.65億円。成長戦略として掲げる「食」×「事業再生」分野への事業展開の一環で、久一米田商店が長年にわたり構築してきた安定的な事業基盤を引き継ぐ。 レナサイエンス<4889>:414円(+9円) 大幅に続伸。ニプロ<8086>と21年5月17日に締結した「血中透析中の低血圧を予測する人工知能(AI)アルゴリズム開発」に関する共同研究契約の契約期間を2年間延長することで合意したと発表している。今後、透析中の安全な除水量を予測するAI機能を追加し、熟練度の低い医師や看護師に役立つ透析医療システムの開発を目指す。ニプロから共同研究費として0.20億円を受領する。 《ST》
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4109 東証プライム
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時価総額 51,134百万円
超高純度フッ化水素酸やリチウムイオン電池用添加剤、蛍光体関連材料などの高純度薬品事業が柱。半導体用高純度薬液で世界シェアトップクラス。総還元性向100%目標。25.3期は濃縮ホウ素の販売拡大見込む。 記:2024/07/08
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時価総額 3,686百万円
東北大学発の創薬ベンチャー。がん、糖尿病、呼吸器疾患、循環器疾患を対象に医薬品の研究開発を行う。AI活用のプログラム医療機器の開発等も。大学、公的研究機関等とのネットワーク拡大による研究推進などに注力。 記:2024/08/06
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ゲーム・スマホアプリ関連会社等へデジタル人材の派遣等を行うデジタル人材事業が主力。受託開発事業、コンテンツプロパティ事業も展開。配当性向は20%目安。デジタル人材事業のクライアント数は順調に増加。 記:2024/08/05
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時価総額 2,711百万円
飲食業界特化の求人情報サイト「cookbiz」の運営等を行うHR事業、ホタテやホッケ、サバ等の冷凍加工業を行う事業再生・成長支援を手掛ける。HR事業のスカウト部門では商品リニューアルで成約単価が上昇。 記:2024/10/26
7731 東証プライム
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時価総額 628,265百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
8086 東証プライム
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時価総額 234,384百万円
大手医療器具メーカー。透析関連機器、注射・輸液関連製品等の医療関連事業が主力。医薬関連事業、ファーマパッケージング事業等も。アジアパシフィック地域が重点戦略市場。注射・輸液関連製品は国内販売が順調。 記:2024/06/11
9101 東証プライム
4,800
11/27 15:30
-72(%)
時価総額 2,212,800百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9107 東証プライム
1,990
11/27 15:30
-65.5(%)
時価総額 1,343,592百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9468 東証プライム
4,390
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-64(%)
時価総額 622,432百万円
旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13
9984 東証プライム
8,981
11/27 15:30
+137(%)
時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17