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今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ売り・円買いがさらに広がる可能性は低い見通し
2022/4/21 8:12
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*08:12JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆ユーロ売り・円買いがさらに広がる可能性は低い見通し ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後137円50銭(2018/2/2)まで買われたあと、長く伸び悩んだが、日欧金利差の拡大観測が広がり、139円69銭(2022/04/20)まで買われている。ウクライナとロシアの戦争状態は長く続く可能性があること、米長期金利の低下は一時的との見方が出ている。ただし、欧州中央銀行による金融正常化の思惑は消えていないため、ユーロ売り・円買いがさらに広がる可能性は低いとみられる。 【ユーロ売り要因】 ・米長期金利の上昇 ・ロシア産天然ガスなどエネルギー資源の供給停止懸念 ・ウクライナ情勢のすみやかな改善は期待薄 【ユーロ買い要因】 ・高インフレを受けた欧州中央銀行による金融正常化の思惑 ・日欧金利差拡大の思惑 ・ロシアとウクライナの停戦合意の可能性 《FA》
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