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注目銘柄ダイジェスト(前場):パレモ・HD、明和産、ニチリョクなど

2022/3/30 12:06 FISCO
*12:06JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):パレモ・HD、明和産、ニチリョクなど FPG<7148>:793円(+41円) 大幅続伸。海上輸送用コンテナを対象とした総額約376億円のリースファンド事業を組成したと発表している。対象となる海上輸送用コンテナ数は60500個となり、海上輸送用コンテナを対象としたリースファンド事業において、過去最大規模の組成となるようだ。コンテナ船および海上輸送用コンテナの需要が高まっていることの現れとみられる。当面の業績成長期待の再燃などにもつながる形のようだ。 イマジカG<6879>:716円(+17円) 大幅反発。前日に業績予想の修正を発表している。のれんや固定資産の減損損失、約14億円を特別損失に計上することで、純利益は従来予想の25億円から18億円に下方修正。一方、営業利益は20億円から28億円に上方修正、本業の上振れを評価する動きが優勢に。前期は10.8億円の赤字であった。国内・海外共に動画配信事業者向けのE2Eサービスが引き続き好調、音楽ライブ収録やCM制作の受注も好調に推移しているもよう。 パレモ・HD<2778>:164円(+34円) 大幅続伸。前日に22年2月期の決算を発表、営業損益は7.1億円の赤字となり、第3四半期決算時に下方修正した水準での着地に。一方、23年2月期は3.5億円の黒字に転じる見通しとなっている。300円均一ショップの拡大、不採算店舗の大幅な退店断行による収益性改善などを見込んでいるもよう。また、25年2月期までの中期計画も発表、最終年度は営業利益9億円を目標としている。 明和産<8103>:930円(-225円) 大幅続落で下落率トップ。配当権利落ちの影響が最も強まる形になっている。22年3月期は期末配当が71円、年間配当が118円であり、前日終値ベースで配当利回りは10.2%の水準であった。22年3月期は配当性向200%を上回る水準であるが、基本的には50%を目安としている。23年3月期の配当水準は大幅に引き下がる可能性が高いとみられており、処分売り圧力は他の高配当利回り銘柄と比較しても強まる状況に。 郵船<9101>:9860円(-1250円) 大幅反落。本日は3月末の配当権利落ち日となっており、高配当銘柄の同社などには処分売りの動きが先行している。22年3月期の期末配当金は1000円、年間配当金は1200円で前日終値ベースでの配当利回りは10.8%の水準であった。大幅に上昇した海運市況のピークアウトも想定される中、23年3月期以降の配当水準低下懸念なども拭えないようだ。商戦三井も同様に売り優勢の展開となっている。 MacbeeP<7095>:6490円(+750円) 大幅に続伸。SaaS開発会社のLeanGo(東京都品川区)とAIを活用したデジタル広告の改善を目的に業務提携したと発表している。Macbee Planetのwebホスピタリティツール「Robee」を活用して表示されるデジタル広告の修正内容や改善結果実績をAIなどで分析し、コンバージョンレート(サイト訪問者の顧客転換率)改善施策を自動提案するLeanGoのサービス「dejam」で最適な改善策を提示するサービスを共同で開発する。 ズーム<6694>:1238円(+48円) 大幅に続伸。5万株(0.75億円)を上限とする自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.2%。取得期間は4月1日から5月25日まで。株主還元と資本効率の向上を図るとともに将来の機動的な資本政策を遂行することが目的。ズーム株は2月24日に昨年来安値を記録した後は底堅く推移しており、下値固めが終わったとの見方も買いを支えているようだ。 ニチリョク<7578>:130円(+18円) 大幅高。25年3月期の営業利益目標を4.30億円とする中期経営計画を発表している。22年3月期予想は2.60億円(決算短信では2月10日時点で2.16億円)。基本目標として総合シニアライフサポート企業への転換を目指しながら、株価を意識した企業価値の向上及び株主への還元、全てのステークホルダーへの利益最大化実現を掲げた。具体的には、お墓事業で販売数を増加させるほか、葬祭事業で施工件数の増加と単価アップを図るとしている。 《ST》
関連銘柄 8件
2778 東証スタンダード
132
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,591百万円
婦人服専門店。ルディックパーク、ギャルフィットなどのブランドを展開。300円均一雑貨ショップ「イルーシー300」の運営等も行う。EC、リアル店舗の相互送客に取り組む。雑貨は競争力の維持及び強化を図る。 記:2024/10/24
6694 東証スタンダード
698
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 3,207百万円
音楽用電子機器メーカー。ハンディオーディオレコーダー、デジタルミキサー、マルチエフェクター、ボーカルプロセッサー等を手掛ける。ハンディオーディオレコーダーはessentialシリーズ3製品などが売上貢献。 記:2024/06/29
6879 東証プライム
489
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 21,878百万円
映像制作会社。映画やドラマの撮影や編集、字幕・吹替等を行う映像制作技術サービス事業が柱。ハイスピードカメラの販売等も。26.3期売上高1100億円目標。映像コンテンツ事業はデジタル化推進で収益性改善図る。 記:2024/06/09
2,644
11/22 15:30
-85(%)
時価総額 38,745百万円
LTVマーケティング事業を展開。データ解析プラットフォームでLTV予測を行い、新規ユーザー獲得支援を成果報酬型で提供。独自データプラットフォームなどが強み。LTVマーケティング事業は既存案件が拡大。 記:2024/10/05
7148 東証プライム
2,979
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 254,419百万円
独立系金融サービス企業。航空機や船舶、コンテナを対象とするリースファンドの組成、不動産小口化商品の販売等を行う。リースファンド好調。不動産小口化商品も伸長。海外不動産の組成も。配当性向50%目安。 記:2024/10/18
7578 東証スタンダード
150
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 2,405百万円
生花祭壇葬「ニチリョクのお葬式」を直営葬儀式場、提携式場等で提供。屋外墓地の募集販売受託、納骨堂の募集代行等も手掛ける。葬祭事業では低価格競争からの脱却図る。営業施策の見直し、納骨堂の拡販等にも取り組む。 記:2024/07/28
8103 東証プライム
641
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 26,781百万円
三菱グループの商社。レアアース・レアメタル、断熱材、潤滑油、フィルム製品、合成樹脂製品、電池材料などを取り扱う。配当性向は50%基本。モビリティ、環境等が注力領域。LiB材料事業の推進などに取り組む。 記:2024/07/29
9101 東証プライム
4,975
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 2,293,475百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04